1970-08-11 第63回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第2号
県庁において、県婦人団体代表、県庁生協代表、県青果販売農協連代表と懇談する機会を得ましたが、生産者からは、豊凶変動が大きく農家手取り率が低いこと、生協からは、外見や銘柄ものにとらわれた消費者の選好や規格統一の不十分な単協の出荷体制に問題があること、婦人団体からは、生鮮品の流通機構が複雑で中間マージン率が高過ぎること、商品の表示、添加物の規制が不十分であること等の意見が出されました。
県庁において、県婦人団体代表、県庁生協代表、県青果販売農協連代表と懇談する機会を得ましたが、生産者からは、豊凶変動が大きく農家手取り率が低いこと、生協からは、外見や銘柄ものにとらわれた消費者の選好や規格統一の不十分な単協の出荷体制に問題があること、婦人団体からは、生鮮品の流通機構が複雑で中間マージン率が高過ぎること、商品の表示、添加物の規制が不十分であること等の意見が出されました。
確かにミカンあるいはリンゴの場合の農家手取り率は野菜に比べては大きいのでございますけれども、それでもやはり五〇%程度の手取り率になるのでございます。その場合に、やはり流通経費をどう節減していくかという問題でございますが、その場合の大きな問題といたしましては、選果施設あるいは荷づくりの施設、荷づくりの経費というものが大きな要素を占めておるのでございます。