2003-06-26 第156回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
結局、生産費を賄う米価が到底期待できないということになれば農外労賃を求めて流出することになる。規模拡大などはもう論外で、生産費を償う米価であることが主業農家が主業農家として経営を継続していく最低の条件なんだというふうに言われています。
結局、生産費を賄う米価が到底期待できないということになれば農外労賃を求めて流出することになる。規模拡大などはもう論外で、生産費を償う米価であることが主業農家が主業農家として経営を継続していく最低の条件なんだというふうに言われています。
それで、いま御指摘のような問題につきましては、最近の沖繩の労賃の値上がりが非常に激しく、それに伴って、いわゆる統計でとっております農村の雇用労賃の値上がりも非常に激しいという現象が最近になっていろいろと起きており、それが、いま私どもが申しましたような価格で考えられる労賃部分と——家族労働報酬といいますか、そのほうが厳密に正しいと思いますが、家族労働報酬が現実の農外労賃との関連から見るとどうもなかなか