1956-03-15 第24回国会 参議院 決算委員会 第9号
同県中川地区において二十一年度以降地元負担四割の緊急農地開発委託事業として施行していたものを、二十三年全額国庫負担の代行事業に切りかえられ、本年三月竣工予定の事業であります。
同県中川地区において二十一年度以降地元負担四割の緊急農地開発委託事業として施行していたものを、二十三年全額国庫負担の代行事業に切りかえられ、本年三月竣工予定の事業であります。
農地開発営団は真の意味で私は国家の代行機関ということに考えていたのでございますが、そのうち終戦直後になりまして、緊急開拓計画というのができ、そして開拓は全額国費でやるのだ、併し国が直轄でそれはできないから、そして非常に規模の全国に亘つて大きなものでございますから、できるだけこれを実行促進するというためにも、農地開発委託事業というようなことができて、これは個人、団体に国の事業を委託したのでございます。
本地区は昭和二十一年に緊急開拓農地開発委託事業として着手されたもので、西加茂郡挙母町の標高百メートルの丘陵地帶に約四百町歩、うち水田二百町歩を開墾し、入植百五十戸、地元増反九百六十戸を目標にいたし、現在すでに百三十四戸の入植と、八百八十五戸の地元増反に成功し、明二十六年度中に完了する予定になつています。