1984-04-09 第101回国会 参議院 予算委員会 第19号
○桑名義治君 ところで、いわゆる農地改革実施のために、国が自作農の創設を目的として買収したいわゆる国有農地がございます。ところが、戦後四十年近い歳月がたっておりながらこの問題が依然として片づいてない。しかも管理運営が極めてずさんである、こういうふうに私は指摘をしたいわけでございます。
○桑名義治君 ところで、いわゆる農地改革実施のために、国が自作農の創設を目的として買収したいわゆる国有農地がございます。ところが、戦後四十年近い歳月がたっておりながらこの問題が依然として片づいてない。しかも管理運営が極めてずさんである、こういうふうに私は指摘をしたいわけでございます。
とにかく農地改革実施以来今日まで、大体二百数十万町歩も買収し、売り渡しを行なってまいりましたので、農林省といたしましても、そういう膨大な事務に忙殺されておったために、こういう農地の管理が必ずしも十分でなかったということは、私は遺憾ながら認めざるを得ないと思います。 そこで、今後においては、こういう国有財産の適正な管理については、十分ひとつ慎重にやってまいりたい、こういうふうに思っております。
○国務大臣(臼井莊一君) この問題のいきさつの発端といたしましては、農地改革実施中からすでにこれに対して被買収者等からいろいろの意見が出ていたわけでありますが、そこで、先刻お話しの最高裁の判決が出る前に対価につきまして違憲訴訟がなされましたのが、昭和二十八年十二月二十三日に合憲という旨の判決があったわけであります。
なお一言申し加えておきますことは、農地改革実施後におきまする農家の一戸あたり耕地面積はかなり減少して参つでおるりでありますから、今後農家の産額は小口のものが多くなりまして、従つて小口の検査が増加することは疑いないと存じます。
これらの農地改革実施来第一線にありまして、複雑困難な改革の事務を担当して参りましたところの農地委員会書記の諸君の努力に対しましては、誠に衷心より感謝の意を表すると共に、政府におきましても、これらの諸君の労に報いるため、その身分の保障等につきまして十分考慮すべきであると強く要望して置きたいのであります。
御承知のように、農地改革実施後の我が国農業、そして又今後世界経済の一環として考えられまする日本農業のあり方を想定いたしまする場合に、この国内構造の立場及び更に広い見地から、時代の要請に即応する試験研究を行い、且つその成果を迅速に普及することは極めて緊要なことでございまして、この見地から、能率的な農法の発達、農業生産の増大及び農民生活の改善を図りまするために、農業に関する科学技術の発達及びその成果の有効
びに優良天然造林地を未 墾地買收から除外の陳情書 (第一三号) 六 飼牛の風土病に関する研究機関設置の陳情 書(第九号) 七 乳業経営助成に関する陳情書 (第二九号) 八 乳業経営助成に関する陳情書 (第三七号) 九 乳業経営助成に関する陳情書外一件 (第四九号) 一〇 農業災害補償制度拡充強化に関する陳情書 ( 第八〇号) 一一 第三次農地改革実施
同月六日 農業災害補償制度拡充強化に関する陳情書 (第八〇 号) 第三次農地改革実施に関する陳情書 (第八三号) 土地改良事業費國庫補助継続の陳情書 (第九五号) 食糧確保臨時措置法による穀物中に菜種加入の 陳情書(第 一〇二号) 國有林野の一部開放に関する陳情書 (第一〇八号) 農業土木事業促進に関する陳情書 (第一一一号) 造林事業促進に関する陳情書 (第一一三号
しかるに、この農地改革の進行途上におきまして、農業経営の安定の度を高めるために、農地改革の一環として、自作農創設、土地集約利用の促進をはかり、かつ放牧地、採草地、農用林等の開放を行う必要があるという認識に到達し、それに関する所要の規定を制定いたしまするとともに、農地改革実施の経驗に基き、若干の点で改善をはかろうというのが、本案提出のおもなる理由でございます。