1978-11-22 第85回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
で、復旧に当たりましては、上流から流下する泥流の被害が、下流の農地に及ばないようにすることが大事でございまして、そこで農地保全施設の工法を検討しており、また必要に応じまして、その施設の効用が十分発揮できるような調整池、いまお話しありましたけれども、その施設の設置を含めて検討するよう現在指導しているところでございます。
で、復旧に当たりましては、上流から流下する泥流の被害が、下流の農地に及ばないようにすることが大事でございまして、そこで農地保全施設の工法を検討しており、また必要に応じまして、その施設の効用が十分発揮できるような調整池、いまお話しありましたけれども、その施設の設置を含めて検討するよう現在指導しているところでございます。
○藤原房雄君 農地及び農業施設の問題ですが、農地保全施設としての調整池これは制度上こういうのはないようですけれども、これは災害復旧事業としてぜひやるようにしなければならぬ、やるべきだと思います。それにまた調整池にたまった堆積土砂の排除、これも制度の上から言うといろいろ問題があるのかもしれませんけれども、これはぜひ必要なことでもありますので、やるべきだと思います。
そこで農地保全施設工法を多少工夫しまして検討するよう指導しているところでございます。私どもとしては、災害査定が終了後直ちに着手するということで進めております。 以上でございます。
そこで対策でございますけれども、上流から沈下する泥流を調整する施設、沈砂池を設けるなど下流の農地に被害が及ばないような農地保全施設の工法を検討するようにいろいろ指導しているところでございます。私どもは災害査定終了後直ちに工事に着手するということを考えております。 なお、林野関係につきましては林野庁治山課長の方から答弁いたします。
そこで、ただいま下流の農地に被害を及ぼさないような農地保全施設の工法を検討するよう指導していると申し上げましたし、災害の査定も現に農林省内部では本日二十一日から始めております。それで、今週中にも査定を終えまして、関係各省と協議いたしまして早期に所要の準備が終わるようにしていきたい、このように考えております。
また、農地保全の対策といたしまして、降灰等の流出によります再度の災害防止のために、農地保全施設の新設等を実施することにいたしまして、農業用施設につきましては、早期に復旧を進めておるところでございまして、五十三年度末にはおおむね全工事を完了する予定でございます。
これは一昨日今井先生にも御答弁いたしましたが、いわゆる農地それ自体の復旧と、こういう傾斜地みたいなところでは、相当程度いわゆる農地保全施設、排水路であるとか承水路であるとかあるいは擁壁であるとか、こういうものがないと農地が安全に保たれないわけでございますが、この保全施設の方につきましては限度額というものは現在設けられてないわけであります。
○岡部説明員 農地関係の復旧事業には、御承知のように農地それ自体の復旧と、それからそれに関連します排水路とか承水工あるいは擁壁だとかいうふうな農地保全施設の復旧とあるわけでございますが、施設の方の復旧についてはいわゆる限度額はないわけでございまして、農地それ自体の復旧について、これは復旧の効果的な施行ということを考慮いたしまして基準限度額が決められておるわけでございます。
○岡部説明員 おっしゃるとおりでございまして、非常に限度額が問題になるようなところは、急傾斜地等でこういう農地保全施設に金がかかるというふうな場合がございますので、そういうものにつきましては、再度災害を起こさないという観点から十分な施設を復旧いたしたいと考えております。
すなわち干ばつの防止のための水源施設の整備、あるいはまた畑地かんがい施設の整備、それからいまお話のございましたような台風等のための土壌の流亡等に備えまして、農地保全施設というようなものもやる必要がございます。それから防風林、これは台風に備えましてやはり防風林等の施設も整備していく必要があるというふうに考えております。
一方、静岡県は去年の十一月の九日に農地保全施設災害復旧事業として申請いたしました。去年の十二月二十日には、農林省の農地局の所管の災害復旧事業費千六百万円採択されまして直ちにこの後出の工法、今後の災害時における増破措置方法などを検討するため地質調査とか、あるいは専門の技術者の派遣等を実施して今日にまいったわけでございます。
なお、今回の災害の中心が南九州、特に鹿児島、宮崎を中心とした特殊土壌、いわゆるシラス、ボラ、コラ等の農地侵食の崩壊が大きな原因となっておりますので、これを防止するため、特殊土壌対策及び特殊の農地保全施設等の整備事業をあわせて実施してまいりたい、こう思っております。
特殊土壌地帯、シラスあるいはボラ、コラ等の農地侵食、崩壊を防止するために、シラス対策、特殊土壌対策及び特殊農地保全施設整備事業を実施いたしておりますが、さらに努力をいたしたいと思います。 水稲につきましては、九州地方は一部を除き田植えはほぼ終了したところであります。
これはいま御指摘のとおり開園にあたりまして、農地保全施設を合理的に設置していないということが原因であろうかと思うのでございまして、特に農家が独自で開園したものにこの種の事例が多く見られたのでございます。