1980-11-13 第93回国会 衆議院 決算委員会 第5号
ただしかし、同じ予算の使い方でも、あめ玉を与えて、先ほどの話じゃありませんけれども過剰生産になって、むしろ農作貧乏になるような金の使い道でなく、あめ玉を与えて下痢をしたというようなことではいけないわけです、やはりもっと効率のいい面に予算を、先ほど申し上げましたように、農林水産省の内部で的確に配分する方法を考えていただきたいというふうに私は思っております。
ただしかし、同じ予算の使い方でも、あめ玉を与えて、先ほどの話じゃありませんけれども過剰生産になって、むしろ農作貧乏になるような金の使い道でなく、あめ玉を与えて下痢をしたというようなことではいけないわけです、やはりもっと効率のいい面に予算を、先ほど申し上げましたように、農林水産省の内部で的確に配分する方法を考えていただきたいというふうに私は思っております。
その農作貧乏のないようにする。また流通機構を安定さすということだ。ある程度貯蔵ができる問題になれば、これはいままでも肉類等についてそういうことをやった例もございますし、もっと安定供給の方向に諸施設を整備していけば、必ずやれることではないだろうか。そういう点でくふうをする。いわゆる品不足もなくなれば豊作貧乏というようなこともなくなる。
そういう点から言って、農作物とは言うけれども、米麦に集中しているこの共済制度において、私は国が政策的に大災害について補償をするということについては、これはあり得ることだと、そうでない場合には蔬菜等については、よけいとれた場合には農作貧乏ということが起こり、また災害のあったときには価格が暴騰をして、これはどこで補償するか。
農業におきましては、米麦をはじめカンショ、バレイショ、大豆、菜種等重要農産物に対しては、内容は不十分ではありましても、とにもかくにも価格安定装置ができ上がっておりまして、農作貧乏のなげきを緩和できるのでありますが、水産業におきましては、多年にわたる水産物価格安定対策樹立の強い要望にもかかわらず、いかんながら今日まで無為無策の放任状態であると申して過言ではないのであります。
全く御指摘の通り、私どもといたしましても、せっかく作ったものが収入の点において、農作貧乏と昔いわれた言葉がありましたが、そういうような形になっておる。こういうことで、一つの施策というわけにはいきませんが、各方面から流通、加工、あるいは価格対策につきましては、非常に努力しておるわけであります。ことに御承知かと思いますが、せっかく出荷した者が出荷した金をひっかけられて困っておる例もあるわけであります。