1995-03-16 第132回国会 参議院 外務委員会 第5号
○政府委員(野村一成君) 大使館、兼轄公館をどこにするかということでございますけれども、この場合に、やはりこの南太平洋の広い地域の中でどうしても兼轄という形でやらざるを得ないものですから、どこか一つに拠点公館を設けるということが必要になってまいります。その場合に、フィジーが適当であろうというふうに判断した次第でございます。
○政府委員(野村一成君) 大使館、兼轄公館をどこにするかということでございますけれども、この場合に、やはりこの南太平洋の広い地域の中でどうしても兼轄という形でやらざるを得ないものですから、どこか一つに拠点公館を設けるということが必要になってまいります。その場合に、フィジーが適当であろうというふうに判断した次第でございます。
これは大変難しゅうございますが、実館がない場合でも兼轄公館というのを必ず決めておりまして、そこからできる限り定期的に出張をして、必要な場合の邦人に対する指導あるいは助言をやっておるということでございます。
兼轄公館を実館化していくというのは非常に必要であるというふうに考えておるわけでございますけれども、何分いろいろな行政事情、財政事情とかあるいはほかの公館とのバランスなんかもございまして検討せざるを得ないということで、早急に推進するのは困難な事情にあるということでございます。
そういう意味におきまして、中期長期の問題として兼轄公館を実館化するということが望ましいのじゃないかという先生の御指摘であるかと思います。 私どもとして兼館が必ずしもいい姿とは思っておりませんが、いろいろ行財政事情というものがございまして、そういうものを見ながら実館をどういうプライオリティーを持って置いていくかということを考えていきたいと思っております。
ナミビアにつきましては、アフリカの中の一国として、大変重要な国柄というふうに認識をいたしておりますけれども、今、独立をしたこの時点におきまして、とりあえず兼轄公館を開設し、これからの外交の展開に用意をしていく、かように考えておるわけでございます。
私どもとして今考えておりますのは、どちらかといいますと実館のひ弱いのをこれ以上ふやすよりも、少なくとも小規模公館というもの、特に大使館につきましては四人とか五人とかというもので大使館の看板を掲げておる、こういったものは充実していく、そっちの方を先にいたしまして、兼轄公館を実館化していくという方はもうちょっと先にしようじゃないか、そのかわりには親公館を強める、そこに優秀な館員を配置する、さらには旅費なども
○政府委員(枝村純郎君) 在外公館の給与を定めます場合、特に兼轄公館の場合でございますと、これは周辺のその国における我が方の館員の在勤手当でございますとか、あるいは実際に開設前に周辺の大使館から人を出しまして現地の物価の状況その他を調査いたします。それからまた、そこに置かれております外国の在外公館がありますればこれの状況なども、在勤手当の状況なども調査してやるわけでございます。
○柳谷政府委員 先ほどもお答えしましたように、兼轄公館というのが現在五十あるという状況は、私ども決して満足できる状態ではございません。
○鹿取政府委員 北ベトナムとの間の経済協力の問題につきましては、初めにわが方の兼轄公館でありますラオスの在ビエソチャン大使と先方と交渉をいたしました結果、大体内容が固まりましたので、先方の代表をことしの三月こちらに呼びまして、案文の内容それから案文の形、特に案文の内容につきましては品目などにつきまして詰めを行ったわけでございます。
この法律案におきましては、まず、グレナダ、バハマ及びギニア・ビサオの諸国にそれぞれ兼轄の大使館並びに欧州共同体日本政府代表部を兼轄公館として設置するほか、在上海、在アガナ及び在マルセイユの各日本国総領事館を設置することとしております。
この法律案におきましては、まず、グレナダ、バハマ及びギニア・ビサオの諸国にそれぞれ兼轄の大使館並びに欧州共同体日本政府代表部を兼轄公館として設置するほか、在上海、在アガナ及び在マルセイユの各日本国総領事館を設置することとしております。
この中で第三番目の「わが国が実館も兼轄公館も設置しておらず、わが国にもそれらを設置していない国(十四カ国)」と記載のある中で、中華人民共和国がこの範疇に入れられておりますけれども、これは間違いですな。
ブルガリアとか、ルーマニアとかいうのは兼轄公館でありますが、よくはっきりとは存じませんが、ハンガリーと同じような事情があるのではないかと想像いたします。
○政府委員(湯川盛夫君) 実館としてはハンガリーとイスラエル、それから兼轄公館で公使館として残るものがグアテマラ、ホンジュラス、コスタ・リカ、ルーマニア、ブルガリア、アイスランド、アイルランド、それだけは兼轄公館のほうで公使館として残ります。
また、地中海にあるサイプラス、アフリカにあるシェラ、レオーネ、タンガニイカはいずれも最近独立した国でありまして、わが国としては、すべての独立国との間に友好関係を樹立するという基本方針に基づき、かつ、これら諸国は貿易、経済上の見地からも、わが国にとりましては、将来性のある国々でありますので、兼轄公館としてそれぞれ大使館を設置するものであります。
また、地中海にあるサイプラス、アフリカにあるシエラ・レオーネ、タンガニイカはいずれも最近独立した国でありまして、わが国としては、すべての独立国との間に友好関係を樹立するという基本方針に基づき、かつ、これらの諸国は貿易、経済上の見地からも、わが国にとりましては、将来性のある国々でありますので、兼轄公館としてそれぞれ大使館を設置するものであります。
それから公使館の数は法制上きめられたものが三十七でございますが、その中で兼轄館、つまり兼轄公館が二十五あるわけでございます。それで今の制法上きめられたものでございますが、事実上開設済みのものが大使館三十八、公使館三十二でございます。その公使館のうち兼轄公館が二十一でございます。
政府は平和条約発効後我が国外交施策の実施に必要な個所に在外公館を設置して参りましたところ、本年一月末現在開設済みのものは大使館十八、公使館二十一、総領事館十六、領事館十、在外事務所一館、合計六十六館でありまして、このうち九館は兼轄公館となつております。
このうち九館は兼轄公館であります。