1972-04-18 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
そこで結局輸送界全体の秩序が混乱するということじゃないのですか。 長い話をしてもしかたがありませんから、いつかも約束されたと思いますが、どうなんです、せめて自動車局の中でもいいですから、トラックの輸送秩序をいかにして守らせるか、あらゆる角度から、ほかの省庁の御助力も得られれば得たほうがいい。建設省もそうだろう、自治省も、自治省というより警察庁もそうだろう。
そこで結局輸送界全体の秩序が混乱するということじゃないのですか。 長い話をしてもしかたがありませんから、いつかも約束されたと思いますが、どうなんです、せめて自動車局の中でもいいですから、トラックの輸送秩序をいかにして守らせるか、あらゆる角度から、ほかの省庁の御助力も得られれば得たほうがいい。建設省もそうだろう、自治省も、自治省というより警察庁もそうだろう。
○斉藤(正)委員 輸送界の革命といわれているコンテナでございまして、決してわが国も先進国ではございません。船そのものも、コンテナそのものもこれからという段階でありますときに本条約が批准をされるわけでございますから、鋭意勉強されて、おくれないような御配慮をお願いいたしたいと思うわけであります。
その大筋を申し述べますと、まず今日の交通輸送界において、国鉄の役割りはどういう点であるかといいますと、すなわち一つは、都市間旅客輸送、第二は、中長距離の大量貨物輸送、第三は、大都市周辺の通勤・通学輸送、こういうふうに規定されました。この三つの分野では、国鉄は他の輸送機関では果たせない重要な機能を持っているわけであります。
そして長期にわたっての展望としては、国鉄をほんとうに輸送界において重大な任務をたくましくになっていただくというためにふさわしい姿勢にする、こういうことで今回の三位一体という体制の施設が進められておる。ぜひともひとつ御理解のほどをお願い申し上げます。
最近の国際経済の急激な発展に伴いまして、世界における輸送界をめぐるいろいろな情勢というものの変化が非常に著しいものがあることは、御承知のとおりでございます。
○石田説明員 私は、それはさっき申し上げましたように、終戦前における国鉄というものは、日本の道路が発達していなかったということと、そうして輸送機関というものの発達が幼稚だったということで、全く日本の輸送界においては国鉄の独占性というものを発揮してきた。それに私はやはり、あなた方御承知かどうか知らぬが、運賃が高かったと思う。
要するに国鉄の現在の輸送界における地位は、昔のような独占性が非常に弱くなってきた。今後やはりこの形勢は、ますます国鉄に対して悪化こそすれ、よくなることはない。一方に支出のほうは、人件費の増というものは遠慮会釈もなくやってくるために、ますます悪くなる。収入のほうは下向き――下向きじゃないが、上でも非常に弱い。
もとといたしまする一般会計から、これに補助をいたすということはいかがなものであるかという、一部にはいろいろ議論があることにかんがみまして、従来通り公共企業体というものの運営は、借入金とそれから利用者に御負担を願う運賃によって経営をいたして参っておるのでございまするが、今お話のように、だんだん国鉄というものと、いわゆる新しい交通機関のバスやトラックの競争というものが盛んになりまして、一ころのような日本の輸送界
しかしながらだんだん国鉄というものの公共負担というものが増して参りまして、また国鉄が、従前のごとくに日本の輸送界における独占的地位を持ってのことのみとは今日は申し上げられませんで、新しいトラックやバスの競争の相手となるようなことになりましたことを勘案いたしまして、本年度からは、御存じの通りに金額としては少ないのでございますが、三億八百七十五万円という金を新線建設の借入金の利子補給に出しましたり、あるいはまた
しかしながら、だんだん鉄道の輸送界における位置というものが昔と変わって参りまして、今日におきましてはあるいは日本輸送界の王者であるということを言い切れないほどに、新しいほかの交通機関、すなわちバスであるとかトラックというものが鉄道と競争するような立場に立って参りましたようになりますと、これはよほど従来とはだんだん考えが変わってくるのではないかというふうにも私どもには気がつくのでございます。
○国務大臣(木暮武太夫君) 御指摘の通り、だんだん新しい交通機関が出て参りまして、ただいま私からも申し上げましたように、国鉄が昔のような輸送界の王者というものの地位を転落と申しますか、だんだん逸脱して参りまして、新しい交通機関と競争をするような立場になって参りましたことは事実でございます。
しかしながら、これはそれぞれ理由があることでございまして、国鉄は公共企業体として、これが従来から日本の輸送界の大きな部分を占めておりました。
しかしながら、国鉄が昔のように、日本の輸送界におきまして、ただ一つの独占企業という、いわゆる輸送界の王者というような地位をだんだんとはずれて参りまして、新しい交通機関のトラックとかあるいはバスその他自動車等を競争相手として、今日やっていることなどを考えて参りますると、国鉄の経営の上からみると、なかなかむずかしい点があるようにも考えられます。
しかしながら、国鉄というものが今までのような日本の輸送界における独占の王者たる地位をだんだんすべり出しまして、新しい輸送機関であるトラックだとかあるいは自動車というようなものと競争するようになってきたから、昔とはだいぶ事情が変わってきておる。
○木暮国務大臣 国の責任と申しますよりは、ただいま申し上げましたように、国鉄が日本の輸送界の王者という地位からだんだん落ちてきまして、独占的の性格がなくなってきたので、国鉄としてもこれだけの公共負担をすることに対しては政府として補助するのが至当であるという考えで踏み切ったものと考えるのでございます。
○十河説明員 先ほど来大臣からもたびたび御答弁がありましたが、国鉄は、輸送界においてかつて長い間独占時代が続いておったのであります。その独占時代には、国家があるいは強力な規制を加えて企業経営の自由を制約する必要があったかと思うのであります。
自動車、船舶、飛行機等の発達がすでに輸送界におけるところの大きな部分を占めておりまして、鉄道事業は保護産業に入っている。他の私鉄と区別する必要がない。むしろ国家が保護助成をしてやらなければならぬ保護産業になっておるのであります。ところがわが国では、いろいろな経済上の客観情勢、道路上の情勢等がありまして、いまだにわが国の交通運輸界の中心をなしているものは国有鉄道であります。
○高木正夫君 運輸大臣に一言だけお尋ねを申上げたいと思うのですが、それには石油問題、石油の税金の問題とそれから量の問題についてでありますが、これは直接の御担当じやないかも知れませんが、輸送界に及ぼす影響が非常に重大だと思いますので、一応お尋ね申上げたいと思うのです。
で、最も弊害のひどいのはトラック界でありまして、自家用自動車が戦後どんどんと増加しまして、戦前は営業用が大部分でありましたのに、最近に至つては、営業用に対して自家用が大型車において二倍、小型車において十倍にも上るというふうに、大部分が自家用になりましたので、これらの自家用車が本来の自家用のみの仕事をしてもらうならば何ら問題がないのでありますが、それが営業の仕事をやりますために輸送界が非常な紊乱を来たしておるのであります
これは明らかに違法行為でありまして、これを容認しておきますれば、輸送界の秩序は混乱して、法律はあれどもなきがごとき状態になりますので、これについてはぜひとも取締りを強化して違法行為を絶滅させなければいけないという趣旨から、本年の当初からその猛運動を展開しているわけであります。
いわゆるこの木船が我が国海陸輸送界に極めて重大な役割を演じておるのみならず、この形態と申しますか、経営形態が極めて脆弱である。又業務の安定性が常に脅かされておるということは、先日来の提案者並びに政府当局の説明の通りであると思うのであります。
從いまして、國有鉄道の運賃というものは、輸送界における支配的なファクターでありまして、從つてこれについては國会の御協賛を得なければ、運賃は決められないというようなことが、強く統制を受けておるような次第でございます。結局この運賃を、どういうふうに國会において決めて頂けるかということが、輸送分野の調整の根幹をなして行くものだと思うのであります。
全体を総合して輸送効率を考えなければならぬのに、この運賃政策が著しく跛行的であるために、非常に変態的状態が今日輸送界に行われているのではないか。この点について大臣はいかなる是正策をお持ちになつておるか、お伺いいたしたいと思います。
次は燃料不足ということでございますが、これは全般から申し上げますと、トラツク輸送界、あるいは自動車輸送界に、われわれの昨年度の需要に對して三%近くの供給しかなかつたのであります。