1978-05-29 第84回国会 参議院 決算委員会 第14号
このため、政府は直ちに早川特使を派遣いたしまして謝意を表明したわけでありますが、その際バングラデシュ政府が、バングラデシュの国営航空の輸送力拡充のため早急に中古航空機一機の入手を希望されたわけでありまして、両国間の友好関係のためにも、また具体的に謝意を表するためにも、できる限り時を移さずこの中古航空機一機の購入に必要な資金を供与することによって、具体的な謝意の表明、またわが国とバングラデシュの密接な
このため、政府は直ちに早川特使を派遣いたしまして謝意を表明したわけでありますが、その際バングラデシュ政府が、バングラデシュの国営航空の輸送力拡充のため早急に中古航空機一機の入手を希望されたわけでありまして、両国間の友好関係のためにも、また具体的に謝意を表するためにも、できる限り時を移さずこの中古航空機一機の購入に必要な資金を供与することによって、具体的な謝意の表明、またわが国とバングラデシュの密接な
もう一つは、さらに前進さした方向として、輸送力拡充を力点としたものになるだろう、こういうふうに思うのであります。そういう意味で、言うならば第一期では、先ほど申し上げたように今日の投資不足、いわゆるおくれを取り返すということに力点を置く。第二期はこれに修正を加え、さらに発展拡充の方向をとるという意味で、第一期、第二期の区分けをしたわけであります。
○山田説明員 御説のように、第一次五ヵ年計画は昭和三十二年度から始めまして、これは戦争中あるいは終戦後、荒廃した施設の取りかえを主眼といたしまして、それの進行中に経済の発展が非常に目ざましいものがございまして、輸送力拡充を考えなければいけないということで昭和三十六年度から第二次五ヵ年計画が発足いたしまして今日に至っておるわけでございます。
○綾部国務大臣 大体計画そのものは、東海道線の運輸逼迫をいかにすれば緩和できるかということにつきまして、国鉄全体が調査研究いたしましたる結果、この新幹線によるにあらずんば早急に輸送力拡充、緩和ということがむずかしいということでございまして、歴代の運輸大臣のもとにおきまして計画され、実行に移されたものと考えております。
したがって、ただいま企画庁としては、将来の輸送力拡充に対してそれぞれ各私鉄が施設をしてもらわなければならぬのではないかと思うのでありまして、改良工事あるいは改善工事をやっていく、輸送力の拡充をはかっていく、またあるいは踏み切り等の整備をする、あるいは効果的な設備に変えていかなければならぬとか、いろいろな輸送力拡充、あるいは車体を増車する、時間上の間隔を減らすというようなことで、安全運転をし得るような
でありますから、利潤が出ますれば、先ほどから申し上げるように、これは当然輸送力拡充なり何なりに振り向けて、旅客公衆に還元することが国家の企業として当然ではなかろうか。でありますから、少し語弊がございますが、その中にはみじんも公共負担的ないわゆる社会政策的なものは含まれないでもいいじゃないか。もしそれを強要するならば、その面は政府が補充しろ、こういうことだと思います。
日本国有鉄道常 務理事 中村 卓君 日本国有鉄道常 務理事 兼松 学君 日本国有鉄道常 務理事 関 四郎君 日本国有鉄道常 務理事 磯崎 叡君 専 門 員 志鎌 一之君 ――――――――――――― 三月十四日 国鉄の輸送力拡充及
これは輸送力拡充と相反する問題であって、どこをとっても矛盾だらけだ。そういうふうになってくる。これは独算制が強化されればされるほど、そういうものが出てきて、その一環として今回この運賃法の改正が出てきた、こういうことだと思うんです。これはますます、一つだけの矛盾を解決しようとしても、連鎖反応的に拡大していって、とうてい収拾がつかなくなってくる。
でありますから五カ年計画がくずれてくる条件の中で、やはりこの投資効果を上げるということに優先される工事の進め方になって参りますと、今のようなアンバランス、つまり本来の輸送力拡充は、やはり私は現在の場合は線路の拡充ということが中心になっていくべきだと思うのでありますけれども、それよりも、やはり一方では、今、現実には電化であるとか近代化というような点が優先されてきておる。
このようにして得た資金によって、輸送力拡充の本来の仕事にそそぐべきである。それは当然線路の増設の問題を中心にいたしまして、操車場の改良、駅舎の改善、こういうようなほんとうのじみちな輸送の本筋——日本ほど単線区間の多いところはございません。しかも列車回数の多いのは世界一であります。
○国務大臣(佐藤榮作君) 大蔵省が鉄道とはいわず、輸送力拡充ということについてどれだけ理解力を持っておるかということであります。その点からいろいろ御議論が出ておるように思います。大へん口はばったいことを申して聞きづらいかわかりませんが、歴代大蔵大臣のだれにもまけないほど輸送力については私は理解力を持っております。これだけは申し上げ得るのでございます。
御承知のように、戦後非常に輸送量がふえたものですから、いわゆる輸送力拡充という方面をまあ非常にやかましく言われた。一ころは、国会におきましても旅客設備なんかやるのはとんでもない、なぜ輸送力拡充の方をやらぬかというような声も非常に強かった。一番いい例は、西ドイツの例などをとりまして、駅の上屋やなんかはそのままになっておるのに、線路増設や何かはどんどんやっておる。
それから十四社と十三社の関係でございますが、南海電鉄は御承知の通りに昨年申請がございまして、昨年の十月にはすでに認可せられておりまして、もうこれは申請して参っておりませんし、それで今回の値上げ申請は十三社と申し上げたのでありますが、ただ先ほどの増強計画については、都市中心の大手筋について輸送力拡充から考えましたので、これを含めて計画いたしておるわけでございまして、実績を見ますると、私どもの予想しておりました
今後はおかげさまでそういう点について輸送力拡充の諸設備に対して相当の資金を予算で認めていただきましたので、できるだけ努力をいたしまして、一日も早くこういう状態を切り抜けて、御要望のときにできるだけ楽な旅行をして差し上げられるように努力いたしたいと思いますので、しばらく御しんぼう願いたいと存じておる次第でございます。
○政府委員(權田良彦君) これはいささか私見に属しまして恐縮でございまするけれども、考え方によりましては、浮動購買力の吸収となって、今度その資金が生産資金に投下されまして、これは輸送力拡充となって返って参るという点から考えますると、いわゆる財政投資で、国民の税金で吸い上げて、これを財政の投資が出ていくのとは姿が変った格好になるという意見も成り立ち得るかと思いまして、申し上げたのでございます。
○説明員(石井昭正君) 御承知のように、大体昭和二十四年ごろまでは、国鉄の資金はほとんど戦災復旧に投ぜられたのでございまして、輸送力拡充ももちろん必要でございまするが、その前に、戦災復旧が最も急務でございます。戦災復旧に使われて参った。
この場合に今度の五カ年計画の二割ないし三割程度では、私どももこれは輸送力としてもまだ不十分である、さらに今後継続してこの点には輸送力拡充を行わなければならないと思いますが、さしあたって、いろいろの点を勘案いたしました場合に、この程度まずやるということで一つごしんぼうを願いたい。
その補充は最も輸送力拡充の必要な方面に優先的に充足することによりまして、いわゆる具体的な、人を右から左へ動かすという配置転換でなしに、新陳代謝の形による配置転換をスムーズに行なって参りたい、こういう考え方でございます。
○木島虎藏君 次に、一つお伺いしたいのは、今の話は五カ年計画でございますから、輸送力拡充の観点で今おっしゃったような配分に考えた。
私ども協会といたしましては全国に三十の支部がございますが、これらの支部がいろいろそれぞれに打ち合せをいたしまして、また地方でも理事会を数回開いたり委員会を開いたりしていろいろ検討したわけでございますが、その結果は、これは運輸審議会の公聴会で私どもが公述いたしたわけでございますが、何よりも今要求されていることは、私どもの立場から申しますと輸送力を拡充してほしいことだ、輸送力拡充という点から今までいろいろ
なお今下平先生も御指摘になり、また一般の国民の方々もお認め願っておりますることは、特に今の国鉄が老朽施設が多い、これを早く何とかしろ、さらにまた輸送力が不足しておる、どうしても早急に、経済の伸展に見合う輸送力拡充あるいは近代化等を行わなければならない。
しかし五カ年計画終了後の経済規模が、さらに輸送力拡充の自己資金に見合う分についていかが相なるか、この見合いでありまして、これが依然継続するものであれば、これは下げられないし、これが見合って少くなれば、その分については自己資金源としての分は若干は下る余地が出るかもわかりませんが、これは五カ年後の経済規模により、また経済情勢により、国鉄の財政状況によることであります。