1955-05-31 第22回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
○森(三)委員 私は厚生省につきましてはいろいろ問題があると思うのですが、新聞に大きく取り上げられております輸血業者の問題とかいろいろな問題はありますけれども、非常にわれわれの健康にとって重大な問題だと思う。これは厚生省もいろいろその取り締りについては非常に力を尽されていると思うのでありますが、結局今日の社会の情勢からいたしまして輸血業者も生活ができない。
○森(三)委員 私は厚生省につきましてはいろいろ問題があると思うのですが、新聞に大きく取り上げられております輸血業者の問題とかいろいろな問題はありますけれども、非常にわれわれの健康にとって重大な問題だと思う。これは厚生省もいろいろその取り締りについては非常に力を尽されていると思うのでありますが、結局今日の社会の情勢からいたしまして輸血業者も生活ができない。
医師が十分なる責任を持つて、そして十分なる検査を行つて輸血するというぐあいに、医師がもつと積極的にこの問題に関與をいたしますならば、今のようなインチキ輸血業者というものは、自然になくなるはずである。私はそれらの者の行いました結果の害悪については、これを憎むことは人一倍憎みたいと思うのであります。
それから輸血によつて性病をうつされた問題、あれについてはその後どういう経過になつているか、輸血業者等の態度についてどういう御処置がとられたかということを、お伺いいたします。
ただいま榊原委員のお話にありましたように、まず一方には輸血業者を十分に法規院の取締りはできないと思いますが、それ以外にもそれらのものを教育し、あるいは正しいことを教える道はあると存じます。一方業者を十分にその内容を調べ、そうしてかくあるべきものということを指示いたしたいと存じます。それが具体的な問題としては第一であると存じます。
○東説明員 厚生省で輸血業者を取締るというのではないと思います。東京都が業者を監督しておるというぐあいに私は承知いたしております。從つて今回のことにつきましても、いわゆる輸血あつせん業者の実態、並びにその処置についての報告の提出を関係当局から徴せられましたのは東京都であります。