1970-09-04 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第35号
まず、不正事件の手口でありますが、一口に申し上げますと、輸出関係資金の前貸し、または輸出貿易手形の買い取りという事実が全くございませんのに、それがあったかのごとく仮装して、菅沼副長の独断によるトムソンへの大口融資が行なわれたものでございます。
まず、不正事件の手口でありますが、一口に申し上げますと、輸出関係資金の前貸し、または輸出貿易手形の買い取りという事実が全くございませんのに、それがあったかのごとく仮装して、菅沼副長の独断によるトムソンへの大口融資が行なわれたものでございます。
○説明員(近藤道生君) 今回の不祥事件につきましての手口でございますが、一口で申しますと、輸出関係資金の前貸し、または輸出貿易手形の買い取りという事実が全くございませんにもかかわらず、それがあったかのように仮装をいたしまして、ただいまの菅沼副長が独断によりましてトムソンに通常の手形貸し付けをいたしたわけでございます。
○武藤委員 直接貿易商社から契約はとれないその下の下請業者、そこまでも一つ中小企業の輸出関係資金というもののワクの中で借りられるように——現在資金が余っておって、公庫ではせっかく設定をしたけれども借り手が来ない、こういう状況なんですね。それは今言った制限があまりにもきついから来ないので、その制限をある程度緩和するならば、今の公庫の資金ぐらいではどうにも足りぬわけなのです。
○参考人(森永貞一郎君) 私どもの方で出しております輸出関係資金は、大部分の場合、ほとんどといっていいくらい製造工業で、その製品が輸出に向けられるものということでございます。そうして標準といたしましては、大体製品の二割以上が輸出に充てられるというようなものにつきまして、別ワクの使用を認めている次第でございます。
もあるわけでございまして、現在の二十四店舗による八月一日の預金残高は四百八十億円でありまするが、このうちいろいろな必要な預け金、現金といつたものを、まあ普通、銀行の常識からいつて、別途いたしますと、ネツト稼働資金量は大体三百五、六十億円ぐらいでありまするが、その預金資金に対しまして、前期四月から九月までの実績によりますると、どういつたほうに資金が使われておつて、貸出がどういう平均残高になつておるかと申しますと、輸出関係資金