1963-03-13 第43回国会 衆議院 商工委員会繊維に関する小委員会 第4号
輸出綿糸布の場合、その国内生産業者との取引は、鉄鋼などのごとくいわゆる内口銭形式の取引ではございませんで、輸出業者は紡績業者及び織布業者から綿糸布を仕切り値形式で買い取っております。輸出取引のリスクはすべて輸出業者が負担することが紡績創立以来一貫した形態となっておりまして、輸出業者が綿糸布輸出の大きなにない手であるということであります。
輸出綿糸布の場合、その国内生産業者との取引は、鉄鋼などのごとくいわゆる内口銭形式の取引ではございませんで、輸出業者は紡績業者及び織布業者から綿糸布を仕切り値形式で買い取っております。輸出取引のリスクはすべて輸出業者が負担することが紡績創立以来一貫した形態となっておりまして、輸出業者が綿糸布輸出の大きなにない手であるということであります。
そのうちの輸出綿糸布組合というのが、一番行儀がよくて、海外における過当競争で悪いということを指摘されたことは、最近はほとんどございません。欧州においても、ほとんどございません。
○片桐説明員 実は本件の訴訟のありました事件、これは一つのモデル・ケースとして、輸出綿糸布組合が取り上げたケースなんでありますが、ここに同様なケースが他にございまして、総計先ほど申し上げました四千五百万円程度になるのでありますが、すでにこのうち約六十数社に対しまして、千三百四十六万円余りが支払われております。
昨年来ずうつと綿の価は上つておつて、各国の輸出綿糸布すべてが値段が上つておるのに、日本だけは二割近くも開きがあつて下つておる。この世界的な綿業の情勢で、滞貨が、而も普通三十万梱が四十万梱にもなる、これを打開する一つの方法として休日増加を各社でお互いにやるといつたようなことも、やはり独禁法の二十四条のいわゆる採算割れとは言えないと言えるでしようか。
それから綿糸布の輸出組合におきましては、輸出綿糸布の輸出取引の安定と保険料の低減のため、すでに輸出信用保険の包括契約を実施しておりまして、過日御説明申上げました通りであります。又ガラス製品の輸出組合におきましても、輸出ガラス製品の品質の維持向上を図るために組合員の依頼による輸出品検査業務を実施中でございます。
同君は履歴書で御承知の通り、学校を卒業後自家営業に従事しておりまして、大正七年伊藤忠商事株式会社取締役社長に就任され、更に三光紡績株式会社取締役、輸出綿糸布同業会会長、呉羽紡績株式会社取締役社長等を歴任し、公共の福祉に関しては公正な判断をする広い経験と豊富な知識を有するものとして、昨年十二月任期一年の公益事業委員会委員に任命され、電気及びガス事業の運営調整に幾多の尽力をいたしたのでありますので、今回政府