1964-03-24 第46回国会 参議院 商工委員会 第15号
○政府委員(森崎久寿君) この法律を実施いたしまして、この目的を達成すべく五カ年間努力いたしたわけでございますが、前回において御説明いたしましたように、たとえばミシンにつきましては、おかげさまで対米、対カナダの関係では十三の輸出系列ができまして、やっと法律のパターンができたわけでございますが、今後EECの問題、あるいはEECの混合関税の問題、あるいはEECに対する輸出の秩序ある体系を保っていくために
○政府委員(森崎久寿君) この法律を実施いたしまして、この目的を達成すべく五カ年間努力いたしたわけでございますが、前回において御説明いたしましたように、たとえばミシンにつきましては、おかげさまで対米、対カナダの関係では十三の輸出系列ができまして、やっと法律のパターンができたわけでございますが、今後EECの問題、あるいはEECの混合関税の問題、あるいはEECに対する輸出の秩序ある体系を保っていくために
じっとしてここ五年間日を暮らすというような考え方、そういう考え方をいまのところは、ちょっとわれわれとしては考えられない、何とかして五年以内に、そういう業界にしっかりした動きをつくって、そしてその輸出系列の完成をやりたいというふうに考えております。
○政府委員(森崎久寿君) 現在私どもの考えておりますのは、輸出系列が確立いたしますと、当然、出荷調整も非常にうまくいくようになりますし、価格調整もうまくいくようになりまして、要は、輸出系列をつくっていくというところに問題のポイントが一つあるのじゃないかと思います。
と申しましても、計画的にこの五年以内にはっきりとそういう事態がくるかどうかということについては、私どものほうも率直に申し上げまして自信はございませんが、ただ過去五年間の実績を振り返ってみまして、今後もう五年間以内には、まあまあ過当競争のほうも、こういうふうな形のままで進めていけば、これ以上起こらないだろうし、また輸出系列におきましても、政務次官も申しましたように、アメリカに対して十三系列の輸出市場をつくったと
貿易商社の強化を説きながら、一方において輸出系列の秩序の確立について、現在の形でいいのだということで輸出振興ができるかどうか、そこに問題があると思う。私は多くは申しませんが、先ほどお話の統合とか輸出業者とメーカーの系列の整理であるとか、あるいは外貨を輸入業者あるいは輸出業者に一部割当てるとか、こういう政策ではたして出血輸出を少くして、輸出振興に役立つかどうか。