1958-07-07 第29回国会 参議院 大蔵委員会 第9号
それからまたさっき申し上げました輸出調整をいたしますために輸出権制度をとったのであります。この輸出権がまだ残っておりまして、これらの処理もどうしてもしなくちゃいかぬ、中小企業その他やむを得ざるものがございまして、二度にわたって、たしか四百万と四百八十万であったと思いますが、協定廃止後もこの輸出を認めたわけであります。
それからまたさっき申し上げました輸出調整をいたしますために輸出権制度をとったのであります。この輸出権がまだ残っておりまして、これらの処理もどうしてもしなくちゃいかぬ、中小企業その他やむを得ざるものがございまして、二度にわたって、たしか四百万と四百八十万であったと思いますが、協定廃止後もこの輸出を認めたわけであります。
○板垣政府委員 トルコとの貿易におきまして輸出と輸入をどうしても結びつけなければならぬということになりますければ、これはどうしたって輸出の調整から輸出権制度をとらざるを得なくなる次第でございます。そういたしますと、ただいま御指摘がございましたけれども、輸入がなければ輸出ができないのであります。
インドネシアとの貿易につきましては、御承知のように、現在一億八千万ドルの焦げつき債権が生じておりまして、わが国としては、やむを得ずインドネシアとの間に輸出権制度を採用いたしまして、輸入に見合う輸出をやっていくということで、日本とインドネシア両国間の貿易はあるべき姿よりは少し低目になっております。
それから次に清算勘定地域では非常に問題のある国が多いのでありますが、第一にはインドネシアにつきましては、御承知のように輸出権制度というものをやりまして、調整方式をとってきております。従って一昨年あるいはその前の年よりは貿易規模はずっと滅ってきておりますが、本年度は大体六千万ドル程度のところで輸出入が均衡を維持するというふうに考えております。
しかも計画は六カ月ごとに交代で行われておりますが、これがどういうことでございましょうか、輸出権制度、商社の資格限定の制度が行われたようでございます。そういうことをしなければならなかったその理由、その法的根拠をお尋ねしたいのでございます。
しかしまた一方インドネシアの場合のように特殊の輸出権制度なり輸入権制度というものをやらなければ、輸出と輸入の不均衡というものが調整できないという場合には、この輸出入組合の機能が大きな役割を果すと思います。