1951-03-23 第10回国会 参議院 大蔵委員会 第26号
○委員外議員(波多野鼎君) その基本的には化学工業の最も基礎的なものであるこの染料工業を保護しなければならん、こういう考えを持つておる、然るにかかわらず一五%という低率関税にしたのは当面の必要だと言われるのですが、その当面の必要という点をもう少しお聞きしますが、仮にその染料の関税率を一割五分から二割五分に上げた場合に、輸出染色業者はどれだけの負担増加になりますか。
○委員外議員(波多野鼎君) その基本的には化学工業の最も基礎的なものであるこの染料工業を保護しなければならん、こういう考えを持つておる、然るにかかわらず一五%という低率関税にしたのは当面の必要だと言われるのですが、その当面の必要という点をもう少しお聞きしますが、仮にその染料の関税率を一割五分から二割五分に上げた場合に、輸出染色業者はどれだけの負担増加になりますか。
今お話の輸出染色業者のコストにおきまする関係その他ということ、これは私から実はお答えするのは甚だ適当でないと思います。纖維の関係の政府委員その他から……。
輸出染色業者の利益を保護するか、それとも基礎的な化学工業の確立を図るか、どつちかということが問題なんです。