1986-02-25 第104回国会 参議院 予算委員会 第4号
主要国通貨に対して高いレートで推移していくことに対して、むしろこれを容認するどころか、強いアメリカの具体的なあらわれであるという姿勢をとり続けておったわけでありますけれども、為替面で一〇%、二〇%以上の開きが出るという状況で、アメリカの産業界は到底競争力を確保することができないという国内的な強い動きも出てまいりましたし、また特に昨年来、アメリカの農業不振という状況の中で、アメリカの農産物の対外輸出市場確保
主要国通貨に対して高いレートで推移していくことに対して、むしろこれを容認するどころか、強いアメリカの具体的なあらわれであるという姿勢をとり続けておったわけでありますけれども、為替面で一〇%、二〇%以上の開きが出るという状況で、アメリカの産業界は到底競争力を確保することができないという国内的な強い動きも出てまいりましたし、また特に昨年来、アメリカの農業不振という状況の中で、アメリカの農産物の対外輸出市場確保
、私は詳細に内容を専門でもありませんから見ているわけでもありませんが、ただ、報道されておりますその中の一つに、中曽根内閣の対米外交で最重要課題になりつつある日米農産物協議に関してはまとまった記述が全くない、きわめて不満が残っておる、この一年間アメリカは何を要求し、わが国はどのように反論あるいは譲歩したのか、アメリカのこれ以上の要求は理不尽なのか、国内の農業は、農業団体が主張するように工業製品の輸出市場確保
これに対して外務省の方は、全く突然としてこういう要求が出てきたので戸惑ったということを、ある人がちょっとあるところで述べているわけなんですけれども、やはり相手国のニーズが何か、つまりこちらの輸出市場確保と輸入の原材料確保という観点、これももちろん、全然必要でないとは言いませんけれども、大事な要素でしょうけれども、同時に相手国のニーズが何かということをやはりしっかりと確かめていく、そういう作業というのは
世界の貿易市場は今後次第に自由化の傾向になり、各国の輸出競争も激しくなるだろうと想像されるわけでございますが、特に先進諸国の、東南アジア、アフリカ、南米等の後進国に対するプラント輸出や投資市場開拓の競争は、将来の一般輸出市場確保の立場から一そう激しくなるだろう、そうして現在すでに激しくなっておる。その上、これら後進国は、一般にドル不足のため、輸出代金の決済はほとんど延べ払いを希望しておる。
ことにさっき申し上げましたように、三百六十円を中軸にして貿易を自由化するのでございますから、輸出産業というものに非常に影響を及ぼす直接の問題と一般の問題とございますけれども、日本の輸出市場確保のためには、日本の貿易は輸入自由化をしなければならぬということを外国はしきりに言うのでございますから、輸入を自由化すれば彼らの輸入制限の口実はなくなります。
もちろん地理的に近接をしておる東南アジアにつきましては、経済的な要請からいいますといま少し東南アジアとの経済協力、すなわち日本の東南アジアにおける投資活動が活発化しまして、輸出市場確保なりあるいは輸入市場の確保ということが望ましいのではありまするが、今申しましたような東南アジア自身におけるいろいろな不安定な要因から、少くとも現在までのところは必ずしも活発とは言えないのではないかと思うのであります。
その下の段に参りまして、輸出市場確保のため従来以上に積極的な市場調査、宣伝活動あるいはあとにアフター・サービス等に関する施設を拡充していくということがございますが、これらの事柄を含めました貿易振興費全体といたしましては、三十年度九億八千万円に対して三十一年度十億八千万円と、一億の増になっております。
しかし十万ないし十五万というふうなわずかなマージンはまだございますので、その範囲内での輸出市場確保のためのパキスタン綿促進ということは可能と考えております。
えるのでありまするが、併しながら又一方におきまして、需給の関係が相当窮屈でありまするのでその方面からもいろいろの困難な問題が起ることが予想されるのでありまするが、これはまあ六月下旬から七月になりまして大量の新らしい糸が出て参りますならば、アメリカの価格に漸次、鞘寄せして落着くということになるものと考えられるのでありまするけれども、併しながら内地が高いためにアメリカに輸出ができないというようなことは、又海外の輸出市場確保