1949-09-09 第5回国会 衆議院 商工委員会 第33号
かつて日本は銅の輸出國としてアメリカに次いでおつた國であります。ただこの銅工業は硫酸工業その他の工業にも関連いたしておるのでありまして、これをどういうふうに発展さして行くかということは、わが國の國力に非常に重大な関係を持つものであります。
かつて日本は銅の輸出國としてアメリカに次いでおつた國であります。ただこの銅工業は硫酸工業その他の工業にも関連いたしておるのでありまして、これをどういうふうに発展さして行くかということは、わが國の國力に非常に重大な関係を持つものであります。
輸入國から輸出國に対して要求した場合においては、輸出国は責任をもつてそれだけのものを輸出しなければならぬ、こういう協定になるのであります。現在輸入しているものよりは十七ドルばかり安くなつて来るのでありますが、どの程度に日本は割当てられるか、要求すべきかということは今後の問題であります。しかしまだこれに加入したとも加入せぬとも決定いたしておりません。
○小金委員 そういう肥料の不足から、その程度のものを入れなければならぬという日本の農業の方面の御要求があればやむを得ないかと思いますけれども、毎年足らないから入れるというのでは、知恵がなさすぎるので、それだけの経費をかけて輸入するならば、逐次輸入をゼロにして、むしろ肥料は輸出國になるというような計画をひとつ立てていただきたい。
現在の日本の実例から見ましても、明治以來産業の振興には、御承知の通り非常な努力を拂つたのでありまするが、雜貨類の輸出國と日本がなつたというのは、大体第一次欧洲大戰の時でありまして、かように日本のごとく産業の保護助成に非常な國力を注いだ過去の歴史を見ましても、なかなか産業の発達ということはそう迅速に行くものではないのでありまして、同時に日本も重化学工業本位の輸出國にそう急速になり切れるというわけではないと
私はこの限りなく増加して行くところの人口は、どうしても軽工業によつて日本が輸出國となり、その輸出によつてこの人口が食糧を求めて食つて行く、しかも日本内地においてはこの限られたる六百万町歩の耕地、この六百万町歩の耕地をさらに高度化して行く。
われわれは今後世界に対して輸出國とし、貿易國として立とうといたします以上は、どうしてもこの基準だけは絶対に守らなければならぬところの基準なのであります。しかるにこれが今日政府案においてあるということは、はなはだもつて今日の時代逆行的なものであるとして、われわれは遺憾とする次第であります。でありますからこの点につきましては、いかなる困難がありましようとも、この原則だけは確立しなければならない。
そこでただいま問題になりましたビルマとかシヤムとか佛印、これは世界の三つの大きな米の輸出國に相なつておりますが、その供給力を見ますと、ビルマに関しましては百七、八十万トンの輸出余力があるということに相なつておりますが、現地の政情不安による輸送障害のために、実際は國際割当の百五十万トンを履行できるかどうか危ぶまれておる状況だと傳えられておる次第であります。
輸出國内船の方は、その入札の結果、大体、三次船よりも平均して一割足らず低位にあつた程度と存じております。從つて非常に競爭を激化して、いわゆる血みどろの競爭をして、血を出したというような現象は起つていなかつたのであります。