1986-10-23 第107回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
もう一つは財政事情で、米が輸出助成策をとっている。詳しくは申し上げませんけれども、八五年のやつで、これも政府の資料を見ましたら、目標価格でもみトン当たり二百六十二ドルですね。これが輸出価格といいますか、これはもみトン当たり六十六ドルになっていますから、その差額はマーケティングローン制度という形で米政府の負担になる。
もう一つは財政事情で、米が輸出助成策をとっている。詳しくは申し上げませんけれども、八五年のやつで、これも政府の資料を見ましたら、目標価格でもみトン当たり二百六十二ドルですね。これが輸出価格といいますか、これはもみトン当たり六十六ドルになっていますから、その差額はマーケティングローン制度という形で米政府の負担になる。
我が国全体の視点では一見矛盾するように見える要望ともとれますが、プラント輸出は通常の輸出助成策とは異なる視点でとらえる必要があると考えられます。 そうした観点から幾つか質問をこれからいたしますが、まず第一にお聞きしますのは、最近の輸出動向の中で特にプラント輸出の動向はどのようになっておるか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
たびたびお答え申し上げておりますように、主要先進国はすでに輸出保証保険制度を持っておりまして、わが国のみがこの制度を持っていないということもございますので今回お願いをしている次第でございますが、このほかに私どもがとっておりますプラント輸出助成策を申し上げますと、プラント輸出の大規模化に伴いまして、大規模経済協力プロジェクトの推進を図るために大規模経済協力プロジェクト準備調査委託制度というものを設けておりますが
それから、船出振興政策を捨てて、税制面等で輸出助成策を廃止する。それから輸入自由化・資本の自由化、海外協力・海外投資等がおもな政策目標であるかのように私は思っております。次に福祉重点政策。これには、予算案によりますといろいろありますが、日本列島改造だとか、あるいは住宅政策、老人福祉問題、こういうようなものが非常に重点を置かれているように思われます。その次が物価安定。
特に近年はガット、IMFでの自由化論議等もあり、国家による直接の輸出助成策は次第にその分野を限定されてきているおりから、本制度の強化拡充は今後の輸出振興策の基本的支柱となるべきものであります。
それは実質的に海外競争国のコストが幾らかという問題、それに加うるに海外の輸出振興方策、国家的な輸出助成策が加わって、それ以上安く売らせておる要素がどれだけあるかということでございます。第一点の競争国のコストにつきましては、これはなかなか詳細な調査はできませんが、われわれはいろいろな雑誌書籍、あるいは現地調査をした方々の報告等を総合してみますと、やはりトン四十五ドル程度でございます。
私どもはこれを復活するということは貿易政策の正常化及び長期に考えました場合の将来の輸出助成策といたしましても適当ではないのじゃないか、かように信じておる次第であります。
しかし、ドイツ、フランスなどの実例を見ましても、政府が相当強度の実質的な輸出助成策を講じておるのに比べまして今政府の考えておるような諸般の措置はきわめて不十分であり、これらの諸措置を全部総合いたしましても、その補償率は、昨年までのリンク補償等に比して、ほとんど問題にならないほど急減しておるということは明らかであります。
特に西ドイツが東南アジアに積極的に貿易路線を切り拓いておるのは、金融、租税、為替の面で強力な輸出助成策を推進しておるからだろうと思います。
それから国内的な問題、貿易上のいろいろな対策といたしましては、第三に、金融、租税、為替の面で強力な輸出助成策をとつたことでありますが、日本は、このガットに加入すると同時に東南アジア、或いは中共貿易の拡大、或いは輸出助成対策というようなことに対して、西ドイツに遜色ないだけの具体策を今持つておられるかどうか、それを通産省の当局者から承わりたいと思います。
このままにしておいても輸出がどんどんこの資金が忙がしいほど輸出成約が今年度中にある見込だということなら、特別に輸出助成策をとる必要はない。その点は如何ですか。
みまして、最近改進党との間においていろいろ話合がなされて、従来政府提案されておつた二十八年度の予算にプラスして、輸出振興策について何らかの話合ができたように新聞報道で承わつておるのですが、その点については如何ような、今まで政府から提案されておつた輸出振興策、例えば技術相談所の問題であるとか、或いは輸出商社並びに直接輸出メーカーの売上金の千分の五の積立金を損金に算入する税法上の助成策、これ以外にどういう輸出助成策
二十七年度の時は輸出助成策というものはこれこれしかなかつたが、今度二十八年度においてはこういう構想を以て積極的に輸出振興をやるのだ、金利も下げるのだ、税法上の援助もするのだ、だからまあまあもう暫く辛抱してくれ、こういう話で、その助成策をこれだけ政府が犠牲を払つてやろうとなされておるなら、我々として我慢してみようという納得できるようなものであるならばとにかく、今まではそういうことは通産省当局の一応の希望
○小林政夫君 それでは通産当局に聞きますが、先ほど本年度の輸出助成策として考えております、こういうことで輸出入銀行の金利は現在五分であるが、三分に下げたいと思つておる、輸出信用保険料の引下もやりたいと思われるのであるが、一体どれだけ実現させるつもりであるか、この金利の引下げははつきり三%にするかどうか。
それを伸ばします具体的な方策をどうするかということにつきましては、先ほど大臣のお話の中に、通商外交を積極的に振興するとか、あるいは輸出助成策についてもよそに劣らぬようなことはやるとおつしやつたのでありますけれども、私どもその線に沿つて、事務的にも従来も十分検討はされておるわけであります。