1958-07-01 第29回国会 衆議院 商工委員会 第6号
これは輸出入絹織物が、昨年の暮れからことしに入った一、二カ月は、インドネシア向けを中心としてかなり活況を呈したのでありますが、そのうちインドネシアの内乱等の事情も手伝って、最大の市場であるインドネシア向けの人絹織物の輸出が停滞いたして参りました関係で、輸出のマーケットが非常に狭くなった、そういうような関係、また一般の繊維不況の影響等もあって、織物の価格がやや通りにくいという点がありますたに、このような
これは輸出入絹織物が、昨年の暮れからことしに入った一、二カ月は、インドネシア向けを中心としてかなり活況を呈したのでありますが、そのうちインドネシアの内乱等の事情も手伝って、最大の市場であるインドネシア向けの人絹織物の輸出が停滞いたして参りました関係で、輸出のマーケットが非常に狭くなった、そういうような関係、また一般の繊維不況の影響等もあって、織物の価格がやや通りにくいという点がありますたに、このような
染色または商社等が幾らかのマージンを見て、そうして輸出しているのでありまするが、あまりにその懸隔が離れております関係から、だんだんこのしわ寄せが織賃にもなり、染賃にも安く、また輸出商社さんにおかれましても、せっかくきょうまでに市場を開拓、確保されたために、何としてもここで無理にでも採算を合わせて、そうして注文を引き受けられるという関係から、人絹織物を扱われておりまする今までの輸出商社が、だんだんと輸出入絹課
二、繊維製品の海外市場の拡大を図り、特に輸出入絹織物滞貨の処理については、特別の措置を講ずること。 なお、輸出における過当競争を排除するため、輸出入取引法による指定機関の設置を急ぐよう配慮すること。 三、生産調整の実効が確実に挙がるよう、指導監督を強化するとともに、操短によって、労務者の実質的な収入に影響を与えることのないよう、格段の配慮を払うこと。
先ほど、石川県の安井君から、るる現状について御説明いたした通りでありますが、われわれ絹人絹、特に人絹の業界、しかも福井、石川で全国の人絹織物輸出の約八〇%以上を占めておるこの輸出入絹織物は、極度の不況でありまして、今春以来、非常に輸出不振に悩まされております。
現にそういう団体結成の動きもありますので、具体的な問題として御相談にのっていきたいと思いますけれども、しかしながら、当面私どもが目標としておりますのは、やはり輸出入絹織物の価格をいかにして維持していくか、いかにして安定させていくかということにあるのでありまして、その線にやはり協力していただかなければならぬというふうに考えておるのであります。
ところがわれわれの方では買い上げと申しましても、実際輸出入絹織物と絹織物をわれわれは作っておりますが、できております人絹織物のうち輸出が四五形、また絹織物におきましては総出来高の三五%が輸出でございます。われわれは綿糸布とは違いまして、絹、人絹におきましてはその全部のものが中小企業である私どもの手で作られております。紡績のような大きな企業がわれわれにはございません。
今回新しく繊維製品検査所の出張所を設置しようとする和歌山県の高野口地方は、輸出入絹シール織物の主産地でありまして、戦前に引き続き、戦後も昭和二十五年ごろより輸出の引き合いがあり、昭和三十年における同地の輸出検査高は約四百五十万ヤードに達し、戦前の最高時に比べて約五倍の検査高であります。
今回繊維製品検査所の出張所を設置しようとする和歌山県高野口地方は、戦前から輸出入絹シール織物の生産が旺盛でありましたが、戦後においても、昭和二十五年ごろより輸出の引き合いがあり、その生産高も逐年増加し、昭和三十年における出張検査高は約四百五十万ヤールに達し、戦前に比較し約五倍の検査高であります。
今回繊維製品検査所の出張所を設置しようとする和歌山県高野口地方は、戦前から輸出入絹シール織物の生産が旺盛でありましたが、戦後においても昭和二十五年ころより輸出の引き合いがあり、その生産高も逐年増加し、昭和三十年における出張検査高は約四百五十万ヤールに達し、戦前に比較し約五倍の検査高であります。
今回繊維製品検査所の出張所を製置しようとする和歌山県高野口地方は戦前から輸出入絹シール織物の生産が旺盛でありましたが、戦後においても昭和二十五年ごろより輸出の引合があり、その生産高も逐年増加し、昭和三十年における出張検査高は、約四百五十万ヤードに達し戦前(昭和十三年)に比較し約五倍の検査高であります。
そういう国々は、われわれの輸出入絹織物について、相当に阻止的な行動をとつておるのでございます。そうしてまた価格の面においても、われわれは非常に不利な立場に立つておるのでございます。
目鼻というのは、輸出入絹に対する何か考慮を払うべきであろう、こういうふうに私は考えるわけであります。常にこういうことを言つているのははずかしいような気もいたしますので、ぜひとも大臣の心からの業者に寄せられる愛情と、また目的とするところの輸出をいかに向上させるかという点についての御研究を一段と願わなければならない、こう思うのでございます。
輸出入絹に捺染したり、染めたりする染料、あるいは人絹なりスフになつて出て来るパルプ、これらはせめて是正してやるくらいの措置があつてしかるべきではないかと私は思うのでございます。それをも取込んで返さないということは、貿易立国ということをおつしやられる建前上、どうかと思います。
マツチその他全部で数十の調整組合ができておるのでありますが、実際調整規定を発動いたしまして動いておりますのはマツチの調整組合と輸出入絹の染織関係の組合との二つのようになつております。その他につきましてはまだ本当に調整をやるという段階までは至つておらないように存ずるのであります。 以上概略を申上げたのでございまするが、足りませんところは御質問によりまして補なわせて頂きだいと思います。
從來繊維製品檢査所は輸出入絹、絹織物の依頼檢査を行なつておりましたが、輸出品取締法の規定に基いて新たに輸出繊維製品の檢査を実施することになりましたので、依頼檢査の受驗者の便宜を図ると共に、業務の円滑且つ迅速な遂行を図るたるに、神戸繊維製品檢査所の廣島、今治、岡山、久留米支所、桐生繊維製品檢査所の足利、松本加茂支所、及び名古屋繊維製品檢査所浜松支所と、八ヶ所に檢査所の支所があることが必要でありますので
以上により設置する纖維製品檢査所は、京都以下八箇所に本所を設けまして、從來の輸出絹織物檢査所の支所、出張所をそのまま纖維製品檢査所の支所、出張所といたしましたが、輸出絹織物及び輸出入絹織物の依頼檢査のほかに、輸出品取締法に基いて輸出纖維製品の檢査を行うことになりましたところ、依頼檢査の受檢者の便利をはかるためには、業務の円滑かつ迅速を促進せねばならぬ実情であります。
○村上(勇)政府委員 本件は地方自治法第百五十六條第四項の規定に基いて、繊維製品檢査所と日用品檢査所との支所及び出張所を設置することについて國会の承認を求めるものであります繊維製品檢査所は、去る十一月十五日繊維製品檢査所令によつて設置されたものでありまして、輸出品取締法第六條第二項による檢査並びに輸出絹織物及び輸出入絹織物で、バイヤーが要求したものの依頼檢査を行う檢査機関であります。
纖維製品檢査所は、去る十一月十五日纖維製品檢査所令によつて設置されたものでありまして、輸出品取締法第六條第二項による檢査並びに輸出絹織物及び輸出入絹織物でバイヤーが要求したものの依願檢査を行う檢査機関であります。
今日残つておりますものは、やはり輸出入絹織物、あるいは羽二重製織等のために、その製織がやや遅れたものが残つておるのでありまして、最近の物價改訂のために一年程度が遅れておるということは考えられないと存じます。