1968-03-05 第58回国会 衆議院 商工委員会 第5号
化学製品にしても、日本の場合に輸出商品というものは、それが一次産品になるか二次加工品になるか、三次になるか別としても、全部要するに原材料を買って出さなければいけないわけですから、ある程度の輸出リンク制といいますか、特に鉄なんかについては、設備投資をたいへん御熱心におやりになるのですが、ある程度そういう設備投資等含めて、輸出にリンクしたかっこうでやらないと、要するに輸入はどんどんするわ、それの値段が高
化学製品にしても、日本の場合に輸出商品というものは、それが一次産品になるか二次加工品になるか、三次になるか別としても、全部要するに原材料を買って出さなければいけないわけですから、ある程度の輸出リンク制といいますか、特に鉄なんかについては、設備投資をたいへん御熱心におやりになるのですが、ある程度そういう設備投資等含めて、輸出にリンクしたかっこうでやらないと、要するに輸入はどんどんするわ、それの値段が高
私が先ほど、いろいろほかの要件と言ったのはそのことなんですが、そういう点に配慮するということであれば、たとえばさっき堀委員がおっしゃった輸出リンク制ですね、そういう問題についてもいろいろと考慮しなければならぬと思うのです。 そこで、もう一つ、今度は澄田さんにお伺いしますが、先ほどあげている散超の原因が、お米ばかりに集中しているのですね。
次に、大阪市におきましては、中小企業関係として、一、泉州機屋の不況対策について、綿スフ織物五割操短の裏付資金を確保し、なお金利の引き下げ、担保の緩和損失補償等を考慮すること、織機買い上げの単価引き上げと国庫補助の増額を行うこと、原糸の入手については原糸の割当制及び輸出リンク制の改善を行うこと。二、中小企業金融について、政府関係三機関の資金充足率の引き上げ、担保の緩和、手続の簡素化迅速化を行うこと。
そういうような状況、事情はどうあれはなはだ好ましくないことでありますし、また全体としての輸出リンク制あるいはもっと言えば原綿、原毛の現在の割当制についても、いろいろな角度からこの際検討してみることが必要であろうというふうに考えておりまして、これはもう少し時間をかしていただいて、根本的にいろいろな角度から検討してみたいと考えております。
それから一番大事な問題は、われわれは安定操業を続けるためにはまず第一に輸出の面におきまする輸出リンク制を改めていただきまして、紡績と同じ立場に立って安心して輸出ができるようにお考えを願いたいということ、それから内地の原糸につきましても、紡績の方には設備に対する原綿の割当があるのでございまして、従って内地綿糸製造の操業につきましても非常に安定された状態である、しかるにわれわれの方は正常な価格による原糸
ただ一面において輸出振興の立場から、輸出リンク制をとっておるという結果、中小関係のものが比軍的その恩典に浴することが少いという面は事実ございます。従って輸出振興の面ともにらみ合せしながら、この辺の調整を今後漸次して参りたい、かように考えております。
まつたくお話の通りでございますので、今後の輸出リンク制の運用につきましても、特に加工度によるインセンテイヴの比重を重くいたしまして、なるべく優良な、加工度の高いものを輸出するように仕向けて参りたい、かように考えております。 なおこれとあわせまして、臨時租税特別措置法によりまして、いわゆる輸出免税の制度がございます。これは一般的には生産者ないしは輸出業者のみに適用があるわけでございます。
そういう面において、綿糸紡績は輸出リンク制を布いてこれを防止しているのであります。これも程度問題でございますが、やはり綿花は輸出したものに優先的に補給するようになつておりますが、而も国内におきましては、やはり綿花の自由市場というものがございます。
要しまするに独禁法改正案は、貿易振興に対する考慮がもう一つ十分に払われてないということができると思うのでありまして綿業のごとくすでにその製品価格が一応国際競争力を保持しておりまして、却つて不当な安売のための悪影響を招く虞れが非常に多いのでありまして、又現に輸出リンク制による原綿輸入資金の割当が行われておりまして、政府の強力な輸出振興政策の対象となつております。
政府は、最近、鉄鋼製品、また極度に輸出不振に陥つておる繊維製品に対して米綿輸出リンク制を採用して輸出の振興をはからんとしておりまするが、この程度の措置では、ポンド地域への貿易振興は困難と思われる。業者はもちろん、識者は、日本の貿易の不振と国内経済不況とを結びつけて、先行きを非常に憂えておるのであります。