1947-10-09 第1回国会 参議院 財政及び金融・商業連合委員会 第2号
○説明員(村岡信勝君) 只今のお尋ねでございますが、この輸入原綿手持の二十八億三千万円というものは、先程申しましたように大部分はこれをこのまま加工いたしまして、そのまま又右から左に製品として輸出するということで、大部分國内で処分するものではありませんので、御承知のように輸入いたしました原綿の特殊の用途等のため、内地に向けられる原綿も若干ございますけれども、その若干の國内向けのものについては今のお話のような
○説明員(村岡信勝君) 只今のお尋ねでございますが、この輸入原綿手持の二十八億三千万円というものは、先程申しましたように大部分はこれをこのまま加工いたしまして、そのまま又右から左に製品として輸出するということで、大部分國内で処分するものではありませんので、御承知のように輸入いたしました原綿の特殊の用途等のため、内地に向けられる原綿も若干ございますけれども、その若干の國内向けのものについては今のお話のような
併しその損によつて大きな輸出のできる、損害ということになることを研究することが必要と思います。
二つの綴りになつておりますが、片方の輸出の実績調につきましては、終戰後今年の三月末まで、要するに昭和二十一年度中の実績と、それから今年度、昭和二十二年度になりましてから、最近八月末までの間におきまする輸出並びに輸入の実績を、数量並びに金額に分けて表示したのでございます。大体の内容につきましては、この表について御承知を願いたいと思います。
特に俗な言葉で言いますと、失業を輸出してはいけないということから、この雇用の章が設けられておるのであります。特にわれわれとして重要な點は、世界貿易において他國の雇用を阻害するような政策をとつていけない。特にこの問題に關連して輸出貿易においては、公正な勞働標準、勞働條件を維持しなければいけない。
折角千八百圓で或る程度安定帯を設けたいといつても、實際は不可能の状態になつて來ておるわけでありますが、その場合その輸出がなされて、これは國内原料を主とするものが輸出された場合には、勿論そのままごつそりとその商品がなくなるわけでありますが、囘轉基金を利用して、そうして國外から原料を仰いで、そうしてそれを輸出するという場合においても、相當の期間のギヤツプがあるわけです。
○政府委員(永井幸太郎君) 輸出品は御承知の通りマル公及びマル公の原料を本としました原價計算によつて買上げております。多分内地で賣つた方がいいから輸出品に出すのはおかしいじやないかというお話であらうと思いますが、輸出品をやらなければ資材、燃料その他の供給も受けられないというような場合がありまして、そういう關係でやつて呉れておると思います。
○山田佐一君 この貿易の、買上げるにつきましてマル公内で内地の物を買上げる、輸出品の買上げはマル公と新聞にも出ておるのでありますが、業者から見ればマル公ならどこまでも賣れる。好んで輸出に出すというのには何かそこに特典があるか、我々常識から考えて見ると、マル公だけでは輸出品を拵えるものが出ないような氣がいたしますが、どういう條件の下に輸出品が扱われておるか。この邊の事情を聽きたいと思うのであります。
尚その他に連合軍当局の許可を得まして、交易営團の手持在庫になつております輸出不適格の綿製品がございまして、約三百万ヤールの放出許可を受けまして、現在これの荷渡しの手続を進めておるのでございます。
○政府委員(鈴木重郎君) そういう場合も考慮いたしまして、いわゆる綿織というのは、本年の計画で約九百六十万反予定いたしまして、それを先程申しました、今般放出された三百万ヤールの綿布、現在輸出不適格品の千万ヤールばかりのものを予定しておりまするが、そういつたものは、今お話のような手甲、脚絆或いは股引というような物に作つて頂くように、選択的になつております。
昨日私の手もとへ豐島區西巣鴨二丁目二三三〇番地の日本輸出漆器協會の鎌田照雄という人より書留がまいております。この書留の内容は、去る九月の二十五日の御貴殿その他衆議院代議士諸氏により摘發に相なりました東洋工機株式會社宮田慶三郎社長所有の銀線は、當協會において昭和二十二年九月十九日附をもつて經濟安定本部あて書留郵便にて隱退藏物資摘發情報を送付濟みのものなり。
承認を得て從來もこれを公共用に使つたり、あるいは輸出用に使つたりした例は相當あるのであります。しかしてかような金銀のいわゆる隱匿物資の情報を提供した者に對する謝禮の問題でありますが、これは取扱いが大藏省の別個の方針に從うことになりまして、從つて從來の安定本部の報奬金の制度は、それに適用されておらないのです。また財源その他の關係から適用できないのです。
○大池事務總長 先日御要求になつてまいりました商業委員會からの委員派遣承認申請のことですが、この派遣の目的は、輸出産業施設の現地調査で、それを二班にわけて、第一班は京都、大阪、神戸の三市、第二班は靜岡縣、愛知縣の二縣であります。京都、大阪、神戸、の方は六日間、靜岡縣、愛知縣の方は四日間。
○林(大)委員 今のお話はもつともなんですが、しかし日本全體の中小商業者の大勢から言いまして、中小工業の方は輸出と結びつけて大いに伸ばし得る余地があるのでありますが、中小商業の方は、これはむしろ整理しなければならない状態にあると私は思うのであります。特に主要物資の配給秩序が確立いたしてまいるに從つて、中小商業の方はどうしても整理しなければならない状態になると私は思うのであります。
だからもつとアメリカから資材なり何なりの輸入をどんどん許して貰つて、そうして災害復舊のためにもつと大きな手が打てないかと、こういう御趣旨の御質問だと思いますが、これは今の日本の問題について、殊に經濟界の面につきましては、輸入囘轉基金におきましても、主として輸出用の原材料の輸入である。而も國民經濟に必要なものの輸入というものは非常に限られたものに過ぎない。
その派遣の目的は輸出産業施設の現地調査、こういう大きな問題でありまして、これを第一班、第二班にわけます。第一班は京都、大阪、神戸、第二班は靜岡、愛知に行きたい。第一班は六日間で、喜多楢治郎さん、細川八十八さん、佃良一さん、松原喜之次さん、松崎朝治さん、中村元治郎さんの六名、第二班はやはり六名で四日間、笹口晃さん、林大作さん、岡野繁藏さん、櫻内義雄さん、辻寛一さん、松井豊吉さんであります。
しかるにたまたま戰爭の劫發するに及びまして、對外貿易の杜絶のために、本港の利用は一時その目的を異にするのやむなきに至つたのでありましたが、戰爭國力の囘復に伴いまして、生産また増強の一途をたどりまして、今や貿易の再開を目眉に控え、さいわいにいたしまして戰災を免れました本港におきましては、後方地域における綿織物、木材、果實、たけのこカン詰、マツチ、木製品、竹製品、その他雜貨等、年産十數萬トンに及ぶ對外輸出貨物
それにはどうするか、公共事業を起すとか、あるいは電源を開發するとか、あるいは輸出産業を振興するとか、そういつた新しい事業を起すことによつて、そうして現在失業者をそれに吸收するということについては、去る十月二日の勞働組合の代表者との懇談會においても、賃上闘爭ばかりに精力を集中せずに、腹が減つておるということは事實である、生活が困難であるということは事實であるが、生産増強の方へ、すなわち生産闘爭の方へ勞働組合
藏相ダルトンが輸出か壤滅かを叫んで以來、今やこの言葉が英國民の日常語となりこれが産業振興を促し、一方政府においては、輸出産業の部門だけでも五十萬人の勞働者の位置を計畫したのであります。かくのごとく現在日本と同じく持たざる國英國が、政府のたくましき創造力と果敢なる實行力によつてフル・エムプロイメント、すなわち完全雇傭の理想がある程度まで達せられんとしておるのであります。
たとえば先ほども私が申上げた公共事業、あるいは輸出産業の振興、電源の開發、道路の修築、農地の開發、そういつたことがあるのでありますが、これらが一齊に、そういう事業を起すためには、取あえず問題になるのは資金であり、資材である。これが非常に窮屈な日本の現状であることは、御承知の通りであります。御指摘の六十億といつておりますが、實は前内閣において豫算を立てた公共事業は九十五億である。
○長沼政府委員 石炭は御説のごとく月に七萬五千トンずつ、朝鮮向け輸出をいたすということになつております。これは元來日本政府といたしましては、輸出勘定に上げましてまいりたい希望をもつておつたのであります。その後代金の決濟方法につきまして、まだ終局的な話がまとまつておりません。とりあえずは貿易資金の合計において賄つております。
すなわち貿易資金は、八月末現在において、わずかに九億三千七百余万円を残すにすぎないのに、九月及び十月の両月中において、輸出物資の買入等に対する所要資金が約九十六億五千二百余万円であります。これに充て得る資金の回收額は、同期間における輸入物資の賣拂代金等約四十七億六千五百余万円にすぎない状況でありまして、約三十九億五千万円の資金不足を來すのであります。
これは最近の輸出の關係から見まして、そういうものを調べにゆくのを認めておりました。日本レースの製品竝に罐詰が日本の輸出物資の對象となつておつたから……。どうもそういうような屋上屋を架すようなことはあなたはよく御承知だと思いますが、これはまつたく無用の長物だと思う。
○委員長(一松政二君) 最近佐伯委員からも述べられておつたのでありますけれども、輸入品が輸出品と同じ爲替で換算すれば著しく安いものになつて來る、それから日本の生産品が非常に原價が高くついておるから、これを高いレートで出さなければ出ないというのが、現状であるのでありまするが、安い外國から輸入した原料を輸出品に廻さなければ、ドルとの換算率だけをこのままで押進めて行つておると、三百圓にも五百圓にもなつて、
○政府委員(平田敬一郎君) お尋ねの趣旨がよく呑み込めていないかも知れませんが、輸出品につきまして不合格品が出た場合におけるその價格のことでございましようか。それとも國内の公定價格になる規格の輸出品ができた場合、その規格をどうするかというお考えでございましようか。その點をちよつと……。
無論輸出品につきましては別なのであるますけれども、あんなものはやはり公定價格などがありますと、それと輸出品とはどういうカテゴリーによつてこれを整理するかという點がありますので、それで私は直接生活必需品でないものはできるだけ廣汎に外した方がいいと思う。
○永井政府委員 ただいま主食その他について、その價格の差を貿易資金で賄うということを、法律に規定してあるかというお尋ねでありまするけれども、法律には、貿易資金の支出は輸出品の買上げ代金、收入は輸入品の賣拂い代金をもつてするということの規定があるのであります。
そうすると、ますますそれでもつて輸出關係の生産業者は資金に苦しめられるという状態が生じますから、その點十分、諸掛りまでも含んだものを、思い切つてここで貸していくような手段をとらなければ、いたずらに輸出振興を唱えましても、事實上金詰まりで動きがとれないという状態になると思うのであります。
輸出の方はとにかく囘轉ということがないのでありまして、拂う一方で、向うでドルが溜るといふことになつておりますから御承知を願います。
この中の二割はやはり國内に、それ以上保有してはいけないということであるから、そこにおのずから限度がございますが、輸出貿易を振興することによつて、中小工業の發展を促して、その方面へ吸收し得る勞働者があり得る、そういうぐあいに考えておる次第でございます。さればといつて私は、企業整備によつて失業者が増大することが絶對ないとは言えない。
○新井政府委員 お言葉を返すようですが、貿易廳といたしましては、そういう事柄についていろいろやる權限はございませんで、ただこれが輸出品として適當かどうか、そしてそういう輸出品をつくるについてこういう材料を使用しているかどうかという趣旨の證明をしたのでありまして、從つてその經路等については當時別段これについて調べなかつたわけであります。
○新井政府委員 ただいまお話の貿易廳の書類のことでありますが、これは實は先ほど來使用許可という言葉をしきりにおつしやいましたが、これを許可したのでも何でもございませんで、輸出品の材料としてこういう品物を現在使つている。
「輸出向製作材料、種目、七實ブローチ、輸出見本二十種、箇數百箇、PX見本二十箇、箇數百箇、婦人用バツクル、輸出見本二十種、箇數百箇、PX見本二十箇、箇數百箇、洋服ボタン二十種、箇數百箇、PX見本二十箇、箇數百箇、腕輪、輸出見本二十箇、箇數百箇、PX見本二十箇、箇數百箇、首飾、輸出見本二十種、箇數百箇、PX見本二十箇、簡數百箇、以上のもの製作殘餘材料は今後のPX見本竝びに輸出工藝品製作に可及的使用すべきものとす
逼迫いたしておりまする現下食糧事情下、動物蛋白質の給源といたしまして、また輸出加工品の資源としての漁業の重要性が、畫期的に増大しつつあります際、本港におきまする漁港の完成についても、特に一段の御配慮を懇請いたしたいと思うのであります。
○高田寛君 只今生産局長からの御説明で事務当局としてお考えの点は伺つたのでありますが、ただここで或いは資材面におきましても、住宅の建築或いは又水害の復旧対策といろいろな面に資材が非常に要つて國全体として資材が非常に苦しいということはよく分るのでありますが、ただこの観光事業の方面を考えますと、今日輸出貿易によつて外貨を獲得し、これによつて我我の生活に必要とする食糧、衣料その他を輸入しなければならないということを