1993-04-06 第126回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
三番目には、全体のコストのうちの流通コストの占める割合がLPガスの場合九割以上ということでございまして、原料である輸入LPガスの占める割合がウエートとして非常に小さいというようなことが挙げられるわけでございます。
三番目には、全体のコストのうちの流通コストの占める割合がLPガスの場合九割以上ということでございまして、原料である輸入LPガスの占める割合がウエートとして非常に小さいというようなことが挙げられるわけでございます。
それから、輸入LPガスの受け入れ基地の関係でありますけれども、現在わが国におけるLPガスの輸入基地の貯蔵タンクの容量は二十八カ所、二百十六万トンとなっているようであります。
昨年石油審議会の中に液化石油ガス分科会というものを設置いたしまして、そこで昨年の秋以降審議を重ねまして、ことしの一月末にLPガスの備蓄について、輸入LPガスの五十日備蓄達成を内容といたします一応の答申をいただいたわけでございます。私どもといたしまして、その答申を受けまして石油備蓄法の改正によりましてLPガスの備蓄を行うべく準備を重ねてまいっているところでございます。
○古田政府委員 まず最初に御指摘させていただきたいのは、LPガスの最終小売価格の中で輸入LPガス価格の占める比率は二割程度でございます。したがいまして、為替差益が発生しましても、それが最終小売価格に及ぼす影響は他の石油製品価格に比べますとかなり小さいということは言えるかと思います。 この為替差益の額でございますが、五十二年の平均輸入LPGのFOB価格がトン当たり約百二十二ドルでございます。
その輸入LPガスの価格がこの四月一日に実はさかのぼりまして約六〇%、すなわちFOB価格でトン当たり七十ドルから百十三ドルに値上がりした。それ以外に、人件費それから配送費というようなコストアップが認められた、こういうような状況のもとで標準価格を据え置いておくことは、むしろ民生用でございますいわゆる家庭用のLPガスの安定供給を阻害するおそれがある。
しかしながら、この長期契約の輸入LPガスだけでは足りませんので、世界マーケットにございます製品LPガスをスポットベーシスで輸入しておりますが、このスポットベーシスの輸入量が、最近、LPガスが世界的に非常な貴重なエネルギーということになりまして、引っぱりだこになっておるわけでございます。