1976-06-22 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第7号
だから輸入にウエートを置くという気持ち、輸入重点だという考えが田中前総理の頭の中にあった。そして、その前後には、丸紅の社長の檜山さんと会っている。丸紅と当時の田中総理との関係というのは非常に密接なんですよ。一年後の十一月二十二日に丸紅の会長の市川さんの追悼会がやられています。これはわざわざ写真もありますが、田中角榮さん出ていますよ、総理大臣として。
だから輸入にウエートを置くという気持ち、輸入重点だという考えが田中前総理の頭の中にあった。そして、その前後には、丸紅の社長の檜山さんと会っている。丸紅と当時の田中総理との関係というのは非常に密接なんですよ。一年後の十一月二十二日に丸紅の会長の市川さんの追悼会がやられています。これはわざわざ写真もありますが、田中角榮さん出ていますよ、総理大臣として。
したがって、この輸銀のあり方について、前から比べてみると、海外投資も多少ふえてはおりますけれども、とにかく七一%余りという輸出重点、これが原因であることははっきりしておりますので、いままでの輸出第一主義から、輸銀のあり方を海外投資、それから輸入重点、こういう方向で改めていく必要があるのではないか、こう思いますが、この点どうでしょうか。
かえって不足を続けるであろうというような数字が出ておるのですが、そういう将来の情勢から見て、あの五十二年までの長期の見通し、農林省が出した輸入重点主義的な需給の見通し、これをわれわれが検討してみて非常に矛盾を感じる。これも、やはり全国の農民が関心を持っておる重要な点だと私は思うのです。
で、あれはやはり一つの重要な貿易政策の一つとして輸入重点、ここに問題があるのです。併しそれは又あとで何することとして、最近日本の貿易上に重大な変化が現われて来ているわけでありまして例えば対米貿易或いは対ポンド貿易、或いはオープン・アカウント地域に対する貿易、更に貿易ばかりでなく、国際收支の上から非常に重要なウエイトを持つていた特需、特別需要についても非常にこれが激減して来ておる。
○木村禧八郎君 全体として通産省では今後の日本の貿易を輸出貿易は多少減つてもよろしい、抑制の方針をとつて、そうして輸入重点に切替えて行くのかどうか。どうも現在の政府のいろいろな政策を見ますと、輸出重点よりも輸入重点のほうに移つて行くのではないか。
その場合におきまして、ともすれば輸入重点主義のような傾きがありまして、資金も、先ほど申しましたように、設備資金の供給がとめられており、ひたすら自己資金で近代化をはかつて行こうという現段階におきましては、あくまでも保護関税政策をとるべきだと思います。
今度出された関税の全体を流れている根本的な思想をわれわれが見てみると、確かにこれは便宜主義な、当面の輸入をやらなければならないという、わが国貿易上の特徴から輸入重点主義、しかもそれは原材料重点主義の思想が関税全般に流れていると思うのであります。
従来の貿易政策を、お話の通り輸出重点から輸入重点に切りかえまして、その結果として七月ないし九月の最終的な外貨予算は四億四百万ドル、そのほとんど全部公表いたしまして、三億三千九百万ドルというような具体的な実行計画ができ上つた次第であります。また同じ時期にこれとほぼ別わくでもつて、一億一千二百万ドルの長期的な輸入契約を認める予算を計上したわけでございます。