2007-06-15 第166回国会 衆議院 外務委員会 第18号
TRIPs協定の改正議定書上は、まさに委員おっしゃるとおり、後発開発途上国、LDCにつきましては生産能力を問われることなく輸入資格があるということになるわけでございますが、それ以外の加盟国の場合には、おっしゃったとおり、関係する医薬品を生産する能力が国内に十分あるかどうか、あるいは生産能力が全くないかどうか、こういうことをTRIPs理事会に対して通告する、そしてその中でみずから立証する、こういうことになってございます
TRIPs協定の改正議定書上は、まさに委員おっしゃるとおり、後発開発途上国、LDCにつきましては生産能力を問われることなく輸入資格があるということになるわけでございますが、それ以外の加盟国の場合には、おっしゃったとおり、関係する医薬品を生産する能力が国内に十分あるかどうか、あるいは生産能力が全くないかどうか、こういうことをTRIPs理事会に対して通告する、そしてその中でみずから立証する、こういうことになってございます
○栗原政府委員 お話しのように現在の絹糸の事前許可制におきます割り当て方式でございますけれども、事前許可制を適用した時期が国によって多少異なりますので、一律ではございませんけれども、考え方といたしましては、生糸なり絹糸の過去の一定期間におきます輸入実績者を輸入資格者ということにいたして許可を行っているわけでございます。
と申しますのは、現在華僑の方が実績をたくさん持っておりまして、それで華僑の方が割当を受けて輸入しているという事情もございますので、輸入の段階と仲買人の資格の問題とでは一応離れていると思いますけれども、ただその輸入資格の生じた原因が、従来そういう関係で実績が出ておるんだとすれば問題が出る可能性もございますので、事情は調べさせていただきたいと思います。
ただいま本件砂糖が役所において容認されたというふうな言葉がございましたが、政府といたしまして、この問題を容認すべきとか、容認する対象というふうなことは全然考えなかったわけでございますが、結果において引き取られましたということは、荷主と日本側の外貨の割当を受けた輸入資格者との間のコマーシャル・べースの話し合いがついたものと私どもは了解しておる次第でございます。
○山田委員 溶糖実績があるいは輸入資格者の場合においても一つの既定事実を与えてしまって、それ以上の輸入というものについても一定の数量を持たなければ輸入資格がないというような形であるとすれば、これは新たに仕事を始めるような人はなかなか不可能なことだと思うのです。
これはあらかじめ発表して輸入資格者はきまるわけであります。その場合に、今期予算の何等分を割り当てるというふうなことを、だいぶ前には一々輸入公表というような形で発表していたわけでございます。
これは何がゆえに河野前農相が海内技官と一緒に東独に行って、カリの輸入に関して、実際において日綿実業は輸入資格があるにもかかわらず、これをないというようなことを言って商取引を妨害し、あるいはあなたたちを不利な立場に追いやろうとしておったことは事実だ。
○檜垣説明員 先ほどもちょっと触れましたが、そのスクリーン・コミッティにおきましては、あらかじめ通商産業省がカリの輸入のための外貨割当の公表をいたすわけでありますが、その公表の際に一定の輸入資格等を発表いたしておるわけであります。
○石橋国務大臣 いわゆる全芭連に属する人たちに今度のバナナの輸入資格を認めたことは、それを認めた場合においては、決して誤まった措置とは思ったおりませんでした。ただその結果が、何か入札に際してのいろいろな動きがあるということを耳にしましたので、そういう妙な動きをされたのでは困る。従ってその動きを抑えるために、今度のものは将来実績として認めない。
かつまた最近のバナナの輸入資格者は相当に強い制限的でございまして、相当過当な利益を得ておりましたので、輸入資格の範囲を逐次適切に広げていくのは、一方において過当な利益を政府またはこれにかわるべき意味を持ったジェトロなどこれに準ずるもので吸収することをあわせ行うことは正当であると考えたのであります。
やはり実績者だけということにいたしますと、またやはりバナナを取り扱える人で、たまたま実績がないためにやれないというケースもございますし、そういったこともありますから、一割くらいは、これは全然そのへんの床屋さんが出て来てやるというわけには行きませんが、やはり輸入資格があると認定されれば、実績がなくても参加できるという余地を残しておくことが行政上適切ではないかと考えております。