2006-03-28 第164回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
○政府参考人(竹内洋君) 今委員御指摘のように、十七年度改正につきましては、見本の分解検査、あるいは不正競争防止違反の輸入規制品への追加、農林水産大臣の意見照会制度が盛り込まれた等でございますが、お話のございました運用実績ということでございますと、まだ利用実績は上がっておりません。
○政府参考人(竹内洋君) 今委員御指摘のように、十七年度改正につきましては、見本の分解検査、あるいは不正競争防止違反の輸入規制品への追加、農林水産大臣の意見照会制度が盛り込まれた等でございますが、お話のございました運用実績ということでございますと、まだ利用実績は上がっておりません。
具体的には、法制面で、今年もお願いをしておりますが、過去二年間制度改善、特許権等について輸入差止め申立ての対象化等々やっていただいて、それに引き続きまして、今度出させていただいている法律では、権利者による見本検査であるとか、それから不正競争防止法違反物品の輸入規制品への追加であるとか、それから育成者権の侵害物品について税関から農林水産大臣へ意見照会を内容とする改正をお願いしているわけでございます。
そういう成り行きもあり、特に肥培管理で生産するコンニャクは日本だけであり、コンニャクを食うのも日本だけだというような事情のもとで、生産農民を守るという意味で輸入規制品になっておる。今日もまあそのとおりであるわけですが、これが昨今、特に米の生産調整をやりましてから、転作の中にコンニャク田んぼに下るというような現象が起こってきたわけですね。そして田んぼでコンニャクが栽培される。
したがってこの問題は、対ワシントンの問題以外に、それら開発途上国との輸入規制品問題も、この問題に長期的に含めてお考えいただく視野というものを十分にとっていただきたい。この点を言いたかったわけです。以上です。