2021-04-15 第204回国会 参議院 内閣委員会 第12号
ここで疑問となりますのは、いわゆる先ほど話にありましたHS条約上、クロスボウが運動用具に位置付けられている、武器ではないということから、外為法における経産省の輸入管理を行わないということでございますけれども、そもそもその運動用具に位置付けたままでいいのかということも、やはり殺傷能力、あるいは日本の国内におけるこうした凶悪な犯罪が発生しているということを考えれば、各国に働きかけて、そのHS条約上の位置付
ここで疑問となりますのは、いわゆる先ほど話にありましたHS条約上、クロスボウが運動用具に位置付けられている、武器ではないということから、外為法における経産省の輸入管理を行わないということでございますけれども、そもそもその運動用具に位置付けたままでいいのかということも、やはり殺傷能力、あるいは日本の国内におけるこうした凶悪な犯罪が発生しているということを考えれば、各国に働きかけて、そのHS条約上の位置付
外為法の輸入規制でございますが、これ、外国貿易及び国民経済の健全な発展を目的とします外為法の法目的に沿って必要最小限というふうに規定されておりますので、あわせて、WTO協定その他の整合性も踏まえて、従前より、この九十三類、武器を輸入管理の対象としてきているというところでございます。
果たしてそれで本当にいいのかということを少し深掘りさせていただきたいというふうに思いますが、別にHS条約上位置付けられていなくても、我が国の政策判断として輸入管理規則手続を取ることは、例えば農産品の輸入規制など、ほかに多くの例があるというふうに思っております。
気になるのは、三月二十九日に米国通商代表部が二〇一九年版の外国貿易障壁報告書を公表したということでありますが、日本に対し、米や牛肉、豚肉など重要品目の輸入管理制度や、かんきつ類や乳製品などの関税を障壁と指摘しており、改めて市場開放を目指す姿勢を示していると言えるというふうに思います。
こうした情報を輸入事業者に積極的に提供することなどを通じまして、輸入事業者が規制対象となります水銀添加製品を組み込んだ製品をしっかり認識をして、輸入申告を的確に行っていただくということを通じまして、私ども、外為法に基づく輸入管理を適切に行ってまいりたいと考えております。
私ども、水銀条約、それを施行するに当たりまして、これまで必ずしも把握できていなかった輸入品につきましても、先ほど申し上げましたように、組み込み製品のリスト化をするなどして的確に把握をして輸入管理をしっかり行ってまいりたいというふうに考えております。
私どもとしては、輸入管理をしっかりやってまいりたいと思います。
それから、国家貿易又は調整金による輸入管理を行っている食糧用の麦、精製糖、一般粗糖、バター、脱脂粉乳は将来の見直しの対象とするなど、豪州側から一定の柔軟性を引き出したと、こういうことでございます。また、牛肉につきましては、冷凍と国産牛肉とより競合度が高い冷蔵との間で一九・五と二三・五と、こういうことで、四%の関税の差を確保することができました。
それで、御指摘の、二〇〇〇年にあった放射性同位元素の輸入貨物への混入が起こったときにつきましては、輸入業界に対しまして、輸入管理体制の充実、再発防止についての要請を行っておりまして、引き続き、そういったことを通じて、そうした問題が起こらないように行ってまいりたいと思っております。
本年度におきましても、航空会社等による乗客の旅券、パスポート確認の義務化、あるいは東南アジア等への文書鑑識指導者の派遣とか爆発物等を輸入禁制品にすることによる輸入管理の強化、核物質防護対策の強化等、今年度に措置するものもございます。
これまで通関手続上、無確認輸出、手がなかったわけでございますが、これに対する未遂罪、予備罪を創設されたということは、既にアジアレベルでリサイクルあるいは資源循環がなされていることということにかんがみますと、やはり適正な輸出管理、あるいは適正な輸入管理に基づいて行われること、これを確保する意図を持ったものとして、いわゆる国外を含めたこういう資源の循環に対しての我が国の姿勢を示していただいたものという、
北海道からも二枚貝類種苗の輸入管理体制及び国内防疫制度の早期確立が要望されているんですけれども、このコイヘルペスウイルスは、二〇〇〇年に発見されていたんだけれども、なかなか、この対象疾病に加えるのが遅れたと、二〇〇三年七月ですか。ということの理由の一つに、その検出方法の確立などの研究の遅れもあったということも聞いているわけです。
いずれにしましても、このミニマムアクセス、ウルグアイ・ラウンドの結果こういう合意になったわけでございますが、その際には、閣議了解に基づきまして、国産米で対応しがたい加工用、援助用を中心に供給するということで、この線に沿って、国内の米生産に影響を与えないように輸入管理を行っているところでございます。
それから、昨年十二月、国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部、ここで決定されましたテロの未然防止に関する行動計画というのがございますが、それを受けて、平成十七年度のこの関税の改正で爆発物等を輸入禁制品とするということによる輸入管理の強化も盛り込んだところでございまして、本行動計画の実現に向けて関係機関と連携を緊密にして適切な対応を図っていきたいと思っております。
また、昨年十二月の国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部におきまして、爆発物等を輸入禁制品とすることによる輸入管理の強化等を盛り込んだ「テロの未然防止に関する行動計画」というものが決定されております。今回、御審議をお願いしております法案の中で、新たに輸入禁制品に爆発物、火薬類等を追加することとしているところでございます。
いずれにしましても、米の輸入制度全体の問題としましては、このミニマムアクセスの制度是正の問題とあわせまして、関税の水準の問題、二次税率の問題、それから一元輸入の維持の問題、こういう米の輸入管理制度の全体を総合的に維持するという観点から、総合的に対応していく必要があるというふうに思っております。
からの全農産物輸入の五〇%以上を無税にする、この主張を行っておるわけでありますが、他方、我が国は、途上国に対する配慮といたしまして、LDCに対する削減約束の免除といった提案を行っているわけでありまして、このWTO農業交渉におきまして、米の取り扱い等については、米や稲作の重要性にかんがみ、これを踏まえまして、米の需給と価格の安定に支障を及ぼさないように、現在の国家貿易の体制における総合的な国境措置や輸入管理体制
WTO交渉における米の取扱いにつきましては、米や水田農業の重要性を踏まえて、米の需給と価格の安定に支障の及ぼさないような従来の総合的な国境措置、輸入管理体制を維持することを基本として、米の輸出入国間の権利義務のバランスの保持や、あるいは品目ごとの柔軟性の確保、あるいは最新の消費量を勘案した基準の見直し、あるいは特例を関税化した場合の加重アクセス数量の解消を主張しているわけでもありまして、我が国の主張
ミニマムアクセスの、どういうふうにおまえたちは考えてこれから議論しているんだと、議論していくんだと、交渉に対してどうなんだということでございますが、米の重要性というものについて今更私が、何回も申し上げておりますが、日本農政の基礎であり基本でございますと、そしてそういう観点から多面的機能も非常に担っておりますという意味で、私どもは、米の需給と価格の安定に支障を及ぼさないように現在の総合的な国境措置、輸入管理体制
そもそもふえたのも、中国が輸入管理をしたり、あるいは、欧米、インド、メキシコ、トルコなどが反ダンピング措置をとって、日本だけゆるゆるだったからどんどん入ってきたわけです。 これについての対応、四月二十二日期限切れですが、もうほっておかないでほしい。経済産業省と同じように、またしばらく調査するからなんていういいかげんな答えを出さないでいただきたいと思っております。
それから、もう一つは、ミニマムアクセスの撤廃を主張する場合には、今度は全部が関税割り当て枠ということになりまして、日本のやっております国家貿易に対する管理を放棄して、関税のみの国境措置になるということにもなるわけでありますから、この辺のところは十分に注意をしていかなければならぬというふうに思っているところでございまして、総合的な国境措置あるいは輸入管理体制の維持のために交渉を行うことが非常に困難になってきますから
○国務大臣(谷津義男君) WTOの農業交渉における米の取り扱いでございますけれども、これは米や稲作の重要性にかんがみまして、米の需給と価格の安定に支障を及ぼさないように、まずミニマムアクセスについては国家貿易による一元的な輸入管理を行う、またミニマムアクセスを超える米の輸入については高水準の枠外税率を設定するといった現在の総合的な国境措置あるいは輸入管理体制を維持することを基本としているところであります
現在、米については、資料の二ページにございますように、高水準の枠外税率の設定、マークアップ、売買差益のことでございますが、マークアップの徴収、国家貿易による一元的輸入、供給管理という総合的な国境措置、輸入管理体制をとっております。輸入米が国産米に与える影響を最小限に緩和するために、今後とも、総合的な国境措置、輸入管理体制を守ることは極めて重要であると考えております。
○高木政府参考人 米の輸入体制につきましては、現在ミニマムアクセスについては国家貿易による一元的な輸入管理、あるいはミニマムアクセスを超える米の輸入につきましては高水準の枠外税率の設定という総合的な国境措置、輸入管理体制をしいているわけでございます。これを維持することをまず基本というふうに考えております。
現在、米あるいは稲作の重要性にかんがみまして、米の需給と価格の安定に支障を及ぼさないように総合的な国境措置あるいは輸入管理体制をとっております。すなわち、一つには、ミニマムアクセスについては国家貿易によります一元的な輸入管理を行い、マークアップを徴収いたしております。また、ミニマムアクセスを超える米の輸入につきましては高水準の枠外税率を設定しております。
○政府参考人(高木賢君) 今回の提案に当たりまして検討しておりますことは、やはり先ほど政務次官から御説明を申し上げましたが、総合的な国境措置、輸入管理体制を維持するということがまず基本的な考え方でございます。米のミニマムアクセスにつきましても、このような総合的な枠組みを維持するという目標の達成の一環として位置づけております。
先ほど政務次官から御説明申し上げましたが、私どもとしては、現在とられている総合的な国境措置、輸入管理体制を維持するということが極めて基本的に重要だと思っております。
その枠の中ではありますけれども、今とっている総合的な国境措置あるいは輸入管理体制、これもできる限りの主張をし、直すべきものは直しという主張をしたいと、こういうことが基本的態度でございます。
厳しい輸入管理と基本的に他の産業の労働者と同一の賃金水準の農業所得を確保していきたい、価格支持も自給率を引き上げるためには役に立つ、そういうことも認めておられたと思うんです。だけれども、財政負担を理由にそれらの施策をとることを今まではしていません。