2006-11-10 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
人類の繁栄の陰には常に感染症がつきまとい、近年の生活環境の改善、抗生物質やワクチンの開発など、医学的進歩により感染症は著しく減少いたしましたが、感染症の発生は一九七〇年以降減少しなくなり、その原因といたしましては、やはり海外旅行者の増加、そしてまた輸入生鮮魚介類などの増加などが考えられますが、その一方で、一九七〇年以降、エボラ出血熱とかエイズなど、少なくとも三十種類の新たな感染症が出現し、日本でもO157
人類の繁栄の陰には常に感染症がつきまとい、近年の生活環境の改善、抗生物質やワクチンの開発など、医学的進歩により感染症は著しく減少いたしましたが、感染症の発生は一九七〇年以降減少しなくなり、その原因といたしましては、やはり海外旅行者の増加、そしてまた輸入生鮮魚介類などの増加などが考えられますが、その一方で、一九七〇年以降、エボラ出血熱とかエイズなど、少なくとも三十種類の新たな感染症が出現し、日本でもO157
○説明員(長谷川慧重君) 従来から食品の検疫につきましては、コレラ汚染地域から輸入されます生鮮魚介類につきましては、輸出国の公的機関による衛生証明書の添付を要求しておったわけでございますが、先ほど申し上げましたような、昨年の池之端文化センターにおきます集団発生の事件に際しまして、その時点の途中の段階でございましたけれども、輸入生鮮魚介類によります感染の可能性も否定できないというようなことで、コレラ汚染地域
したがいまして、今般行われます輸入生鮮魚介類につきます検体採取におきましても、そういう検疫官あるいは衛生検査技術者等の方々が検体を採取し、あわせて検査を行うという形で対応しているわけでございまして、十分対応できるものと考えているわけでございます。
しかも、その中で一番多数の患者なり保菌者が食べておられますのがイセエビあるいはタイということでございますので、そういうものが一番疑わしいということで判断しているわけでございまして、現時点におきましてはそのイセエビなりタイなり、そういう輸入生鮮魚介類そのものが汚染されておるのか、流通課程において汚染されたものか、あるいは文化センターにおきます調理の過程において汚染されたものか、そこら辺の感染経路については
○長谷川説明員 現在のところ、抽出による検査を進めるというやり方につきましては、輸入生鮮魚介類につきまして、その全体の輸入届け出のうちの一ないし三割を対象にいたしまして、その中の一定数を抜き取りまして検査を進めてまいりたいというぐあいに考えておるわけでございます。
主な輸入生鮮魚介類の品目といたしましては、エビ類、イカ、タラ、ブリ、サバ、イワシ、アジ等でございます。 なお、その総輸入量に占めますコレラ汚染地域を有する国からの輸入のパーセンテージと申しますのは、日本貿易月表によりますと、全体の一四・六%がコレラ汚染地域を有する国からの生鮮魚介類の輸入量でございます。