1996-04-10 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
ところが、輸入猿の自主検査を目的に設立された全日本動物輸入業者協議会というのがあるようであります。加盟十七業者がこれに加盟をして自主的に検疫をする。しかし、この五年間、同協議会は総会も開かれてない、一体どうなっているのかわからないような状況にある、こう言うのですね。 私が言いたいのは、世界の中で安全レベルという規定がございますね。レベル一からレベル四。
ところが、輸入猿の自主検査を目的に設立された全日本動物輸入業者協議会というのがあるようであります。加盟十七業者がこれに加盟をして自主的に検疫をする。しかし、この五年間、同協議会は総会も開かれてない、一体どうなっているのかわからないような状況にある、こう言うのですね。 私が言いたいのは、世界の中で安全レベルという規定がございますね。レベル一からレベル四。
また、今委員御指摘のペットの猿の問題でございますが、輸入猿につきましては、今御指摘のように、赤痢が発生したという事例が過去にございまして、業者に自主規制を行わせて、輸入時に二週間以上の健康管理を自主的に行うように指導をしておるところでございます。
北海道では輸入猿を売る業者が自主的に協議会をつくりまして、そしていろいろ話し合いをしているらしいのです。売る方ですから、とにかく何も法律がないわけでしょう。それで、この間も業者が言っておりましたが、国からの通達で地方自治体が、売る場合には獣医師が健康診断をしてその証明書をつけなさいよ、売っちゃいけませんよ、こう言われておるのだけれども、実際にやらない。
○斎藤(実)分科員 実は国立予防衛生研究所筑波医学実験用霊長類センターのデータによりますと、問題なのは輸入猿、特にインドネシア産のカニクイザルで、輸入したものの約二〇%が赤痢菌を保有している。また国内輸入数は、四十七年に二万二千匹をピークにだんだん減ってきているけれども、大体七千七百匹。
それで、特に輸入猿ですが、五十年には七千四百二十五頭、五十一年には七千四百頭、五十二年には七千七百頭というように、この中で実験用が三千頭ぐらいだろう。そうすると四千頭近くが輸入業者によって売られておるということ、しかもそこに検疫が行われていない。それで、なぜこのペット類の動物等の輸入に対して野放しにしているのか、なぜ検疫をしないのか、当然これは疑問として出てくるわけです。