1988-05-11 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第6号
そういう問題が世界のどこかで起きましたときには、たちまちそれが日本に対するエネルギー資源の輸入、液化天然ガスあるいは石炭、石油等の輸入にも響いてくるということを考えますときに、核エネルギーの確保ということは非常に重要な問題であり、したがって核燃料サイクルというものを確立するということが、これは刻下の急務であるというように考えられるわけでございます。
そういう問題が世界のどこかで起きましたときには、たちまちそれが日本に対するエネルギー資源の輸入、液化天然ガスあるいは石炭、石油等の輸入にも響いてくるということを考えますときに、核エネルギーの確保ということは非常に重要な問題であり、したがって核燃料サイクルというものを確立するということが、これは刻下の急務であるというように考えられるわけでございます。
中東からのものは輸入液化天然ガスとして入るでしょうから、船腹の問題等につきましては、一般の原油、重油とそう違わないものだと私は確信をいたしております。そういうわけで、需給上のバランスが、将来自動車燃料が全量プロパン化してもその点では問題はないということだけが明らかになれば、私としては満足であります。
特にプロパン化は、輸入液化天然ガス及び石油精製過程から得られる一酸化炭素と炭化水素の適格量のものをもっていたしまして、石油化学系統のいわゆるプロパンガスは、その実におきましては有害度の強いリタンガスであるから、こういうものは禁止しなければならぬと思っておるわけでございます。自動車にはこれを使用させないという法律制定に踏み切らなければならぬと思っております。