1984-11-08 第101回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
今の答弁では極めて不満足でありますが、そうした反省の上に立って今後の施策を進めていかなければならないことは以下申し上げていきますけれども、今日の蚕糸業の不況を招いた原因は繭糸価格安定制度そのものに起因するものではなくて、その運用のまずさ、政府の需給の見通しの誤り、輸入抑制政策の手ぬるさ、時代の推移に対応する積極的な対策を講じ得なかったことが最大の原因ではないか。
今の答弁では極めて不満足でありますが、そうした反省の上に立って今後の施策を進めていかなければならないことは以下申し上げていきますけれども、今日の蚕糸業の不況を招いた原因は繭糸価格安定制度そのものに起因するものではなくて、その運用のまずさ、政府の需給の見通しの誤り、輸入抑制政策の手ぬるさ、時代の推移に対応する積極的な対策を講じ得なかったことが最大の原因ではないか。
それからまた、消費財の需給アンバランスにつきましても、ポーランドではこの状況がかなり厳しいと言われておりまして、積年の農業生産の不振とそれから輸入抑制政策、そういったことからポーランド国内では需要の増大を満たすだけの供給が十分行われてないという状況が存在しておるというふうに聞いております。
昨日も総理大臣からは、親近感を感ずると、あるいはいろいろな面においてそのニュアンスを含むお答えがあったのでありますが、現実の問題におきまして、今後の輸入抑制政策にからんで、今まで行なわれておりましたところの、ささやかではありまするが、日中貿易というものが、あるいはここでさらに抑制されるのじゃないか、もっと進む一つの考えをお持ちじゃないか、あるいはこの中国の問題に対して、一応は外交問題として国連の舞台
しかるに、貿易政策で最も重要な対米片貿易の是正や、二十品目にわたるアメリカの不当な日本商品輸入抑制政策を取りやめさせることに対する努力については、何ら見るべきものが今日ないことは、きわめて遺憾とするところであります。(拍手)事実、統計の示すところによれば、三十二年度の対米貿易の実績は、輸出において、わずか七億五千四百万ドルであります。