2013-03-21 第183回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
宮城県のギンザケの養殖につきましては、議員御指摘のとおり、この震災による大きな被害だけではなくて、チリ産のギンザケの輸入増等によります国内ギンザケ価格の暴落などがありまして、大変厳しい経営環境にあることは承知をしております。
宮城県のギンザケの養殖につきましては、議員御指摘のとおり、この震災による大きな被害だけではなくて、チリ産のギンザケの輸入増等によります国内ギンザケ価格の暴落などがありまして、大変厳しい経営環境にあることは承知をしております。
しかしながら、それを現実に支えておる林業、山村の現状は、木材価格の低迷、林業従事者の減少、高齢化に加え製品を中心とする外材の輸入増等で極めて厳しい状況にあるわけでございます。特に、極端な木材需要の低下により著しく林業収支を悪化させております。
既に円高倒産と言われるようなことも発生をしておるわけでありますが、輸出関連企業だけが困っているのではなくて、円高によって、いえば輸入増等の影響を受けて国内産業も大変困っておるという、そういうケースが非常に多くなりつつあるのですが、余りこれは注目されていないんですね。
また、輸入増等による蚕糸砂糖類価格安定事業団の生糸在庫累増を理由に、国産糸の買い入れ量を上回る在庫糸の放出を行うなど、事業団が本来果たすべき価格安定機能を事実上放棄してきた結果です。 したがって、今日の蚕糸業危機打開のためには、生糸、絹製品の輸入を厳しく抑えることと結びつけて事業団の過剰在庫を解消し、事業団の価格安定機能の強化を図ることが何よりも求められています。
例えば中国における渤海湾の油田開発あるいはメキシコ地域からの輸入増等も考えられるわけでございますけれども、しかし、いずれにしてもコストの問題がありますので、勢い他の地域へそれを乗りかえていくということは非常に困難であろうかと思いますけれども、やはり将来に向けてそういう考え方を持つ必要があるのじゃないかと思うわけであります。 次に、代替エネルギー開発の計画についてお尋ねをいたします。