1979-02-27 第87回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
品目別に簡単に申し上げますと、まず、浴用石けん、化粧品といいますのは、これはずっと最初からそういうグループに入っておりますが、やはりブランドイメージが非常に強くて、国内品との競争とか輸入品同士の競争が行われにくい性格のものでございまして、そういう関係で小売価格が一定した価格で推移してきているわけでございます。
品目別に簡単に申し上げますと、まず、浴用石けん、化粧品といいますのは、これはずっと最初からそういうグループに入っておりますが、やはりブランドイメージが非常に強くて、国内品との競争とか輸入品同士の競争が行われにくい性格のものでございまして、そういう関係で小売価格が一定した価格で推移してきているわけでございます。
○政府委員(藤井直樹君) 特に輸入の消費財につきまして、並行輸入という形で輸入が行われた場合の価格というものは、総代理店契約のルートを通ずるものに比べまして、いまおっしゃったような二割ないし三割安いということが実際実績としてつかまえられているわけでございますが、昨年来、円周対策をどうするかというときに、一般の個別的な物資の価格動向の追跡調査をいたしましたけれども、その過程でも、やはりそういう輸入品同士
私ども今回の調査を通じまして、やはり競争関係、これは輸入品同士でもそうですし、国産品との関係で競争もあるというようなものについて、非常に円高の効果が反映しているという傾向はございます。やはりそういう形でこれからの輸入品の問題を検討していくべきではないか。
したがって、輸入品同士をもっと市場で競争させて、そして消費者に安い価格で商品を提供させる条件を整えることが当面重要な問題ではないか、こういうふうに考えるわけであります。そういうふうにすれば、消費需要も拡大するし、また欧米諸国からの日本の市場が排他的であるというような批判に対しても、こたえることができるのではないかという感じがいたします。
手元の資料で見ますと、五件ほど、たしかそういう再販拘束があったということで、それを直さしておりますけれども、実体における拘束といいますか、最終小売り価格についての維持という問題がどの程度にいくかということは、まさに先ほどからお話しになっておりますような、いわゆる品物の強さと申しますか、あるいは国内品あるいは輸入品同士、相互の間における競争と申しますか、そういったものにある程度左右されると思います。
それから第二番目には、そういった輸入品について、輸入品同士で、あるいは輸入品と国内品との間で、やはり本来ならば競争があるわけでございます。同じ万年筆にいたしましても、パーカーが入ってくれば、モンブランも入ってくる。それがそれぞれ競争する。そうして国内のほうともまた競争する。