1959-01-30 第31回国会 参議院 商工委員会 第6号
言うまでもなく、輸出振興の根本は、産業の対外競争力の強化と安定した海外市場の維持拡大をはかり、一時的な海外市況の変動に左右されない強固な輸出力を培養することにありますが、最近の実情をみると、プラント類を中心とする重化学工業品の対外競争力は全般的には依然として弱く、反面、比較的競争力のある繊維、雑貨等の軽工業品については、国内における過当競争傾向及び海外諸国における依然として根強い輸入制限傾向が見られますので
言うまでもなく、輸出振興の根本は、産業の対外競争力の強化と安定した海外市場の維持拡大をはかり、一時的な海外市況の変動に左右されない強固な輸出力を培養することにありますが、最近の実情をみると、プラント類を中心とする重化学工業品の対外競争力は全般的には依然として弱く、反面、比較的競争力のある繊維、雑貨等の軽工業品については、国内における過当競争傾向及び海外諸国における依然として根強い輸入制限傾向が見られますので
言うまでもなく、輸出振興の根本は、産業の対外競争力の強化と安定した海外市場の維持拡大をはかり、一時的な海外市況の変動に左右されない強固な輸出力を培養することにありますが、最近の実情をみますと、プラント類を中心とする重化学工業品の対外競争力は全般的には依然として弱く、反面、比較的競争力のある繊維、雑貨等の軽工業品につきましては、国内における過当競争傾向及び海外諸国における依然として根強い輸入制限傾向が
次に、昨日の明日、つまり本日の日程、議事順序について協議しましたが、本日は午前、午後にわたって委員会を開き、議事の順序として第一に、対米輸出問題を議題とし、最近におけるアメリカの輸入制限傾向につき、通産省並びに外務商に対し質疑を行う。第二に、中小企業金融、ことに中小企業の年末金融対策に関し通産当局及び大蔵省に対し質疑を行う。第三に、中小企業と税制に関しやはり通産、大蔵両当局に質疑を行う。
しかし大臣も述べられている通り、昭和三十二年度の輸出見通しは二十八億ドル程度を期待しておられるのであるが、最近の米国を初めとする日本品の輸入制限傾向、西欧諸国の輸出競争力の強化等を考えるとき、海外市場の動向は必ずしも楽観を許さないものであると言うておられるのであります。
引き続く昭和三十二年度の輸出見通しにおいては、二十八億ドル程度を期待しておりますが、最近の米国を初めとする日本品の輸入制限傾向、西欧諸国の輸出競争力の強化等を考えますとき、海外市場の動向は必ずしも楽観を許さないものがあります。
引き続き昭和三十二年度の輸出見通しにおいては、二十八億ドル程度を期待しておりますが、最近の米国を始めとする日本品の輸入制限傾向、西欧諸国の輸出競争力の強化等を考えますとき、海外市場の動向は必ずしも楽観を許さないものがあります。