1995-05-18 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
しかしながら、円高によります輸入コスト低下による輸入環境の好転、機動的な内需振興策の実施、規制緩和推進計画の前倒し実施などと相まちまして、卸、小売業、製造業ともに相当の輸入拡大効果が上がるというふうに考えております。
しかしながら、円高によります輸入コスト低下による輸入環境の好転、機動的な内需振興策の実施、規制緩和推進計画の前倒し実施などと相まちまして、卸、小売業、製造業ともに相当の輸入拡大効果が上がるというふうに考えております。
そこで、先生のお尋ねの業種ごとに還元状況を示したらどうかという点でございますけれども、そういうことで、価格というのは、市場で、もちろん輸入コストの低下という要素もありますけれども、そのほかに生産性の向上の問題とかあるいは需給状況といったようなものが価格に反映されるわけでございますので、どうも私ども輸入コスト低下の問題だけを取り上げて価格を論じていくということには限界があろうかと思っているわけでございまして
そうした需給状況を反映しまして、一つ一つの製品をとってみればその輸入コスト低下分だけ製品コストが下がっていないじゃないかと御指摘をいただくようなものはあろうかと思いますけれども、国全体として見ますと、先ほど申しましたように十分とは申せないかもしれませんけれども、六割程度の差益還元は行われている、最近の例でいえば八割程度ということでございますけれども、そういった状況だと認識しております。
しかしながら、輸入品のもつ高級品イメージが定着し、国産品との競争関係が必ずしも強くない、業者間の競争等により流通マージンが低下の傾向にあった、等の事情もあって、円高による輸入コスト低下の効果が小売価格の低下に直ちにはつながっていない場合も見受けられた。」、以上がまとめでございます。 個別の物資につきましての御説明は、非常に長時間かかりますので、省略させていただきたいと思います。