1982-02-10 第96回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
しかし、いずれにしても、農林水産省が指示をする転作目標、品種、麦とか大豆とか、こういうものを減反してつくるということになりますと、これは輪換作できる土地整備でないといけないのですね。これはだめです。そういうことになりますと、宮城県ではいまわずかに一八%です、灌漑排水その他やって、基盤整備ができて輪換作できるのが。だから、大多数はだめだということになっているのですね。
しかし、いずれにしても、農林水産省が指示をする転作目標、品種、麦とか大豆とか、こういうものを減反してつくるということになりますと、これは輪換作できる土地整備でないといけないのですね。これはだめです。そういうことになりますと、宮城県ではいまわずかに一八%です、灌漑排水その他やって、基盤整備ができて輪換作できるのが。だから、大多数はだめだということになっているのですね。
これはまさに常襲干ばつ地でありますけれども、今日これは田畑輪換作によりまして、橄欖と乳牛を主体とした経営に移行しております。
従ってこれは畑作及び水田の裏作ということを一貫いたして考えなければならないことでございますが、表作に穀物を作るといたしましても、裏作には飼料作物を作る、あるいはできれば田畑輪換作という形で、一年水田として利用して一年は畑として利用する、こういう技術の方向に進めまして、そしてその飼料化を通じまして畜産を拡大していく、こういう方向に持っていくのが基本的な進み方だろうというふうに考えております。
これが二年間の輪換作をやろうということが一つの大きな目標です。ところが、ここは養蚕地帯なんです。桑畑です。桑畑は、これはとても輪換作はできない。そこで非常に養蚕家が目をつるし上げている場面があるわけです。輪換作でもってやられたのでは、蚕は飼えない。こういうことです。それはその通りなんです。