1979-12-07 第90回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○原田立君 水田利用対策として、わが国の場合、恒常的な過剰傾向にある水稲作偏重を改める必要があるのじゃないかと、こういうふうな意見もありますが、そのためにも水稲と畑作物あるいは飼料作物等との輪作方式を積極的に推進することを考えるべきだと思うのであります。そのためにも、田畑輪換の可能な土地基盤の整備改良を強力に推進する必要があると思うのです。
○原田立君 水田利用対策として、わが国の場合、恒常的な過剰傾向にある水稲作偏重を改める必要があるのじゃないかと、こういうふうな意見もありますが、そのためにも水稲と畑作物あるいは飼料作物等との輪作方式を積極的に推進することを考えるべきだと思うのであります。そのためにも、田畑輪換の可能な土地基盤の整備改良を強力に推進する必要があると思うのです。
次は、白書でも指摘しているように、「北海道の畑作地帯においては、地力の維持にも配慮した輪作方式を導入し、土地の効率的、安定的利用を進めることが必要であり、そのためには国内甘味資源の確保、麦作の振興にも配慮しつつ作目間の相対収益性の改善を図っていく必要があろう。」、こう結んでおられます。
これを五百数十万ヘクタールの耕地に一定の輪作方式を踏んでいかに作付けるかということが一つの物の考え方のネックになっているわけでありますけれども、これは決して不可能な問題ではないという提言があるわけであります。
そういうことで、現在五百数十万ヘクタールの耕地に対して、これを一定の輪作方式を踏んでどう作付けるか、こういう国全体の考え方に立てば、不可能な問題とは考えられないわけであります。 これに若干の説明を加えますと、トウモロコシその他の飼料穀物は、国内で自給するには、いま申しましたとおり麦類と乾燥牧草で代替することが得策でございます。麦類は、これは裏作でございますので、特にその利点があります。
表作、裏作と、こういうことで土地が非常に効率的に使われる、あるいは畑作による輪作方式をとって地力を維持するというような面から考えてまいりまするときに、小麦はもとよりでございますが、大豆その他におきましても、いまの諸情勢に応じた創意くふうをこらし、畑作の振興を大いにしなきゃならないということを、しんから考えておる一人でございます。
イモの問題であったのでありますが、たまたま現地に種イモの問題が非常に深刻に起こっておりまして、昨日は半日がかりで圃場を全部調査をいたしましたが、たいへんな事態でありますので、私はそのときに若い農村の春年諸君に申し上げたのは、イモ一辺倒、ビート一辺倒といういわゆる選択的拡大というようなことに力を入れて、団地経営ばかりに力を入れると、将来に向かってたいへん問題がある、それは皆さんもわかっているとおり、輪作方式
従いまして、公共事業費によりまして客土、排水等を行い、冷害等に耐え得るよう土地条件の整備を促進することはもちろん、今回新たに国有家畜の貸付制度を設け、輪作方式を取り入れた有畜農家経営への転換を促進するとともに、これら農家に対し、労力の合理的配分を可能にし、あわせて畑地の潜在地方の維持、培養をはかるため、営農用大型機械の導入方策を確立し、これら大型機械の管理運営に当るため、道県に農業機械化センターを新設
従いまして、公共事業費によりまして客土、排水等を行い、冷害等に耐え得るよう土地条件の整備を促進することはもちろん、今回新たに国有家畜の貸付制度を設け、輪作方式を取り入れた有畜農家経営への転換を促進するとともに、これら農家に対し、労力の合理的配分を可能にし、あわせて畑地の潜在地方の維持、培養をはかるため、営農用大型機械の導入方策を確立し、これら大型機械の管理運営に当るため、道県に農業機械化センターを新設
これによつて耕作農家はその年の農業経営を通じまして、いわゆる輪作方式によつて作物の配分をきめる、これが北海道の畑作農業の経営の根本原則であります。この契約栽培に直面しているところの今日、一日も早く重要な買入れ価格が決定しなければ、耕作者はつくりたくともつくれない、ということは、すなわち農家経済より見てつくれないのであります。引合わないのであります。
かかる見地から、近時農業経営の中に家畜を導入して、輪作方式による農地の高等利用と、その総合生産力を高めると共に、経営の近代的多角化と労働の生産性を向上させるような安定した有畜営農方式を、推進普及して行かなければならんという、畜産振興に対する声が澎湃として高まつて参りつつあり、特に開拓地方面の経営を安定させるために焦眉の急務とされているのであります。
かかる見地から、近時農業経営の中に家畜を導入して、輪作方式による農地の高度利用とその総合的多角化と労働の生産性を向上させるような、安定した有畜営農方式を推進普及してゆかなければならぬという畜産振興に対する声が澎湃として高まつてまいりつつあり、特に開拓地方面の経営を安定させるために焦眉の急務とされているのであります。