1947-10-15 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第28号
事業計畫といたしましては、運賃、料金、事業區域、營業に使います車輛の輛數でありますとか、車輛の構造でありますとか、定員あるいは積載量、營業所というようなものをこれに規定いたしまして、届出の書類にいたしまして出してもらいたいと考えておりますが、自動車と違いまして輕車輛につきましては自動車よりもできるだけ簡易に取扱いたい、かように考えております。
事業計畫といたしましては、運賃、料金、事業區域、營業に使います車輛の輛數でありますとか、車輛の構造でありますとか、定員あるいは積載量、營業所というようなものをこれに規定いたしまして、届出の書類にいたしまして出してもらいたいと考えておりますが、自動車と違いまして輕車輛につきましては自動車よりもできるだけ簡易に取扱いたい、かように考えております。
しかしこれについても輛數は今全國でもつておる車が一萬九百輛という程度のところで、これの實動車が八千を缺けておるというような悲惨な状態であります。これはすでに増加計畫を立てまして、下期から來年にかけて少くともこの實動車を一萬輛に近いところまでは上げていきたい。そこまでもつていきますれば、それに必要なタイヤは當然それにくつつけていかなければならないというふうに考えます。
なお現在民營自動車につきましては、免許の路線のうちその約半分くらいが營業を休止しておるような状態でございますが、これは先ほど來申し上げましたように、わが國の經濟力が自動車の車輛、燃料その他の資材というような面につきまして十分にまわりませんので、特にバス事業につきましては、戰爭中から新車の補充がほとんどできなかつたような事情もございまして、現在バスの最も多かつた昭和十五年ごろと比べましてバスの輛數は半減
自動車は道路運送の中核とし、産業經濟活動の基盤であるにもかかわらず、現状においてはその實在輛數も、その供給量も著しく不足しており、さらにまたガソリン、薪炭、タイヤ、チユーブ等の所要諸資材も非常に不足しておるのであります。從つて自動車は現在におきましては、最も使用效率を高めるように運營しなければならないのであります。
それから、二十二年度すなわち今年度の六月末までに新車を配給いたしました輛數は、一千輛になつております。なお二十二年度中の見込みといたしましては、これはもとより資材の状況からいたしまして、必ずしも私どもの希望しておる通りにいくかいかないかが遺憾ながらただいまわかりませんが、私どもが計畫しておりますのは、新車を配備いたしますのは六千七百輛を計畫しております。
なお一應拂下げ車輛は、運輸大臣におきまして、民營でやりまする場合におきましても、車輛の所有權を保有し、責任をもつて運營を確保するという行き方をとつておりますために、私どもといたしましてはできるだけこれを管理經營として、使われる業者につきましても制限をして、特に必要性の大なる地域におきまして、そこの關係の業者の方に使つていただくという行き方の方が、輛數もあまり多くございませんし、いいのではないかと考えまして
そしてバス事業に使つておりまする車は一萬一千輛ばかりでございまして、これは大體昭和十五年度ごろの輛數に比べてみますると、約半分に過ぎません。次にトラツクの貨物運送事業でございまするが、業者數は七百三十ばかりございまして、三萬三千輛ばかりの車をもちまして營業をいたしております。ハイヤー、タクシーの關係におきましては、九百余りの業者がございます。