1949-11-14 第6回国会 衆議院 農林委員会 第4号
具体的に申しますと、乳牛、輓牛馬、種畜、こういうものに実は限定いたしておるのでありまして、一般の農耕牛馬には飼料の配給をいたしていないのであります。しかしながら單作地帶は特別な事情がございます。
具体的に申しますと、乳牛、輓牛馬、種畜、こういうものに実は限定いたしておるのでありまして、一般の農耕牛馬には飼料の配給をいたしていないのであります。しかしながら單作地帶は特別な事情がございます。
ただ牛馬に対する飼料というようなものは、私は縣の方のやり方はよく知らないのですが、縣の方で取扱つている輓牛馬以外の、あるいは競馬用の馬とか、あるいは乳牛というようなものに対し、飼料の配給の面があると思います。そういう方面からあるいは輓牛馬用の方にもおわけをいただいているのではないかと思いますが、その辺はよく存じません。ただ私の方で荷牛馬車用の飼料は取扱つております。
このような飼料需給の事情の下に、この少い飼料資源を重点的且つ合理的に活用して、乳牛飼料、輓牛馬飼料、種畜種禽飼料、その他配給飼料に依存する家畜家禽に飼料を配給することは、畜産の維持発展を図る上からは勿論、國民経済上重要なる農業生産力の向上、牛乳の確保、輸送の確保、及び食糧の統制自体のためにも必要であるのであります。
他の残りの半分のうちの約半分を輓牛馬用に配給しております。輓牛馬と言いましてもすべての輓牛馬ではなくして、重要な計畫物資を配給する輓牛馬に配給することになつております。残りの二分の一はこれを重要な種畜に配給する。その程度でもつてようやくからからの配給をしておるような事情でありまして、現在のところは、乳牛と輓牛馬と種畜、これを中心に配給しておるような次第であります。
○遠藤(三)政府委員 いろいろ御意見を伺いましたが、飼料公團の配給の對象につきましては、都市方面の專業の畜産の飼養者に配給すると同時に、やはり重點は乳牛その他輓牛馬等、實際今差し迫つて必要な牛乳を搾ること、あるいは輓牛馬の輸送を擔當せしむること等に期待する面から、飼料の配給を考えていかなければならぬ。こう考えております。
畜産の主體的な畜産を増加するまでの第一歩としては、當面しておるところのこの乳牛なり、輓牛馬なり、あるいは種畜、種禽の飼料をまず確保してやらぬと、農家のたべておるものまで吸い上げてくることになつておるのです。
それに對して政府の答辯は、家禽、乳牛、輓牛馬の重要性を説いただけでありまして、今少しく堀下げた答辯がないように思います。要はわれわれの考えている點では、家畜、乳牛というよりは、むしろ畜産のもとをなすいわゆる食糧の増産の基本的要素でありまするところの地方の維持、肥培管理というような點を考慮いたしますときに、有畜農業竝びに畜産増産が絶對必要である。
このような飼料需給の事情のもとに、この少い飼料資源を重點的、合理的に活用して、乳牛、飼料、輓牛馬飼料、種畜、種禽飼料その他配給に依存する家畜、家禽に飼料を配給することは、畜産の推持發展をはかる上からはもちろん、國民經濟上重要なる農業生産力の向上、牛乳の確保、輸送の確保及び食糧の統制自體のためにも必要であるのであります。