2020-02-12 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
軽質原油なんですね。一方で、アメリカの需要、あるいはその需要を支えている精製設備、これは重質原油を前提として造られております。世界全体で、今、原油の生産量あるいは消費量というのは、一日当たり約一億バレル、一億BD、バレル・パー・デーですけど、一億BDと言われています。そのうちのアメリカは二千万BD、約二割を占めているんですね。ちなみに、日本は石油の総消費量で約四百万BDでございます。
軽質原油なんですね。一方で、アメリカの需要、あるいはその需要を支えている精製設備、これは重質原油を前提として造られております。世界全体で、今、原油の生産量あるいは消費量というのは、一日当たり約一億バレル、一億BD、バレル・パー・デーですけど、一億BDと言われています。そのうちのアメリカは二千万BD、約二割を占めているんですね。ちなみに、日本は石油の総消費量で約四百万BDでございます。
きょうは余り深くは立ち入りませんけれども、厳密に言えば、油の中でも重質油があり、軽質油がありといったことで、中東は軽質、米国の場合はどちらかというと重質が中心になっているというような状況で、シェールはまた軽質油だ。だからこそ、シェールに基づく油の輸出余力があるという理解をしています。 そういう意味で、アメリカも完全に中東にコミットしなくてもいいという状況ではありません。
本年一月六日の夜、軽質原油コンデンセート十三万六千トンをイランから韓国へ輸送中であったパナマ船籍の石油タンカー、サンチ号と香港船籍の貨物船CFクリスタル号が、中国・長江河口の沖約三百キロ地点で衝突し、その後、炎上したタンカーが油を流出させながら漂流、一月十四日に沖縄本島の北東約三百キロの地点で沈没をしています。
もう少し時間がたちますと、船内にたまった超軽質原油、これは実は不純物をたくさん含みます。水銀等不純物を含んでおりますので、早く抜き取った方が賢明であると。これは、いずれ対馬海流に乗りまして日本海側に回る可能性があります。韓国沿岸にも流れ着くことになろうかと思いますので、いち早く両国、日中の協力の下、撤去する必要があろうかと思います。
そして、もちろん、主にシェールオイルというのは軽質の原油ですから、そういう意味では、ナイジェリアとかリビアとか、そういった軽質の原油の輸入が物すごく減っているんですけれども、中東全体としての原油の輸入量が減っています。中東の原油の輸入量が減るということは、当然のことながら中東に対する関心というものが低下してくるということになってくるわけですね。
しかし、やはりガスが増産されればその中に液体分として石油分が入っていますから、そういうものを分離すればやはり非常に軽質のリキッドが生産できるということになります。
石油に関しましては、軽質の油なんですけれども、それは、例えばシェールガスがたくさん出ますと、そこから油分を分離しまして、軽質のナフサに近いんですけれども、そういう天然ガソリンの部分は増産できるんですね。ですが、じゃ、本当にそれがそのまま増産が続くかというと、これが非常に難しい状況にありまして、ひょっとするとそれが価格次第では余り増産が進まない、二十年先とかですね。
でも、実際、世の中でずっと使われてきて今需要がいっぱいあるのは、軽質の方なんだそうです。 結局、原油をただ買えばいいというものじゃなくて、やはりトータルで物を考えていかなくちゃいけないと思うんです。これは私が言っているんじゃなくて、JXエネルギーが言っているんです、商売をされている人。
○政府参考人(安藤久佳君) ややちょっと専門的になって恐縮でございますけれども、重質、軽質という、何といいましょうか、油の重い軽いという、重いものが一般的に非常に処理をしにくいわけでございます。軽いものは非常に処理をしやすくて、ガソリンとか灯油といったような、こういった製品に加工をしやすいということで御理解をいただきたいと思います。
ですから、やはり管理は、スラッジをきちっと除去して、ちゃんとした原油、それも近年では軽質油、中質油をふやす、重い、いわゆる重質油ではなくて中質油、軽質油、同じ原油でも軽い方をふやしていくという傾向にある、また、そういうふうにみんなが向かっているんだという話でありますけれども、残念ながらその油種入れかえ事業がなかなか進んでいない現状にあるようであります。
あと、油種入れかえの話、これについては私ども理解をしておりまして、残念ながら、委員御案内のとおり、財政事情が非常に厳しい中で、できるだけ重質の油を売って、それで軽質の油を買うという作業をしておりますが、当然、重質の方が安くて軽質の方が高い、こういう状況で、非常に財政的に厳しい状況の中で、正直、なかなか進んでいないというふうに思っております。
もう片一方で、実は、ガソリンなどをすぐ精製、分解しやすい軽質油という油が少なくなっておりまして、重質油でございますから、その意味でいうと、ガソリンなどの精製あるいは分解をするのが大変難しい油がふえているわけですね。 この二つの問題がありまして、その中でどうやって我が国の石油精製所が国際競争力を持つようにしていくのか。
この点が非常にプラスに作用しているということもありますのと、もう一つは、現在のオイルの市況をごらんなられますと、WTIに代表されるような軽質油の市況と、日本が多く依存しております重質油の市況との間に非常にギャップがございまして、日本が大きく依存している重質油については相対的に値上がり幅が今のところ小さいというふうなことにも多少幸いしているんではないかと思いますが、しかし、今後、今のように過去最高のレベル
本年一月から川崎市が、クリーン軽油と委員おっしゃられましたけれども、軽質軽油を使用し始めたというのも承知しております。軽質軽油というのは粒子状物質の削減に一定の効果があるということでございまして、使用過程車対策という意味ではそれなりの期待がなされているというのも十分承知をいたしております。
あるいは軽質老人ホームというのは体のぐあいが悪いわけじゃなくて、ただ家にいるようなスペースがなかったりあるいは家がもうぼろ家でどうしようもないとか、そういう人たちに住まいと食事を提供するというのが軽質老人ホームです。
特に軽質老人ホームということについて検討した場合ですけれども、軽質老人ホームにおきましては、ホームヘルパーの活用というものができるようになっております。
それと、さらには対象の油の種類も、従来重質油といいますか重油だとか原油だとかいわば被害の明らかに大きいものに限定していたんですが、軽質油は比較的影響は少ないと思われるんですが、それはそれで動物に影響が出るとか、そんなこともございますので軽質油も対象にして考えようということで、油の種類も拡大して考えております。
石炭液化油は、現在石油製品が使用されているほとんどすべての分野で利用が可能であり、また、石油の軽質油留分と混合する形で既存の石油と同一のルートで市場に導入することが可能と考えております。コスト的には現在の石油価格との比較ではいま一歩という段階でありますが、将来石油需給が逼迫することは避けられないと予想されることを勘案しますと、早期に石炭液化技術の確立を図っておくことが重要であります。
これを需要の軽質化というふうに言っております。 B重油がどうしてなくなったかということにつきましては、下に(注)がございますので説明は省略させていただきます。 それから、原油、石油製品輸入量の推移でございますが、これは石油製品の輸入の欄をごらんいただきたいんですが、六十二年度には四千九百三十一万キロリットル製品を輸入しておりました。
まして今石油危機という問題が、中軽質油の構造が非常に大きくなって、まごまごしていると八〇%になってしまうわけですね。そのぐらい変化をしておるわけです。それなのに公害対策という名目で依然として原油の生だきをやる。一千八百万トンを超える原油の生だきをやるわけですね。こういう感覚はエネルギー政策上極めて問題があると思うのです。
それからもう一つ、イラクとクウェートの油、これは軽質、中質の原油ですが、それを補てんするために生産されている油、これはほとんど中質、重質の油という状況です。
例えば原料につきまして、軽質のものを活用いたしますと大変能力が拡充するとか、あるいは温度を高目にいたしますと収率が高まるとか、あるいはコンピューターを導入いたしますと最適条件で運転が継続的に可能になるとか、いろんな要因が重なっております。