1965-04-27 第48回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
しかしながら、一般に得られております情報からいたしまして承知しておるところとサバンナ号の場合と比較してみますと、これはいずれも、私ども申します型式別に申しますと、軽水冷却型原子炉といわれるカテゴリーに入るものでございます。さらにもう少し正確に申しますと、加圧水型原子炉と呼ばれる型式の原子炉を設置いたしております。その点におきましては、両者とも共通しておる、このように理解いたしております。
しかしながら、一般に得られております情報からいたしまして承知しておるところとサバンナ号の場合と比較してみますと、これはいずれも、私ども申します型式別に申しますと、軽水冷却型原子炉といわれるカテゴリーに入るものでございます。さらにもう少し正確に申しますと、加圧水型原子炉と呼ばれる型式の原子炉を設置いたしております。その点におきましては、両者とも共通しておる、このように理解いたしております。
○説明員(村田浩君) 沸騰水型と加圧水型と二通りあるわけでございますが、いずれも先生御指摘のとおり軽水冷却型原子炉に属しております。したがいまして、本質的には同じ系統に属する原子炉でございます。ただ違いますところは、原子炉の圧力容器の中で、燃料から出ます熱を除去する水、これの圧力を非常に高い圧力のもとに押えておくか、あるいは若干低い圧力で中で沸騰するのを許すか、この点の違いだけでございます。
また基本計画に盛り込みます内容といたしましては、先ほど村田次長から御説明申し上げました過去数年間にわたる研究の結果である構想、すなわち総トン数約六千トンの海洋観測船、それからそれに積む原子炉は軽水冷却型原子炉というようなこと、それからその設計と建造、それから建造に伴う研究開発、乗組員の養成訓練あるいは実験運航、そういったものの概要等を盛り込むもので、できれば九年間この基本計画を事業団の憲法として守っていけるような
すなわちその基本計画によってうたいます事項は、原子力第一船として総トン数約六千トンの軽水冷却型原子炉を搭載するところの海洋観測船を建造する、ということが中身になるわけでございます。その設計、建造、建造に伴う研究開発、養成訓練、実験運航等の概要をこれに盛り込むつもりでおるわけでございます。