2011-05-26 第177回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
事実、調べてみると、今から二年前に海難審判所の裁決がありましたが、既にこのときから、海難側と「あたご」の当直士官の清徳丸の航跡の主張が違っておりまして、「あたご」の艦長も、清徳丸は「あたご」の艦尾を通過するはずの航跡であった、衝突直前に清徳丸が右転舵したので衝突をした、転舵せずに直進をしていたら衝突しなかったというふうに証言をしております。
事実、調べてみると、今から二年前に海難審判所の裁決がありましたが、既にこのときから、海難側と「あたご」の当直士官の清徳丸の航跡の主張が違っておりまして、「あたご」の艦長も、清徳丸は「あたご」の艦尾を通過するはずの航跡であった、衝突直前に清徳丸が右転舵したので衝突をした、転舵せずに直進をしていたら衝突しなかったというふうに証言をしております。
被疑者が我が国の領海内で適正な職務に従事している石垣海上保安部所属の巡視船「みずき」に乗船していた海上保安官から停止を求められた際、被疑者が操船していた漁船の左舷側約四十メートルの海域を並走していた「みずき」に向けて左に急転舵し、転回したということですね、転舵し、故意に同漁船左舷船首部を「みずき」に、右舷船体中央部等に衝突させたことは明白であります。
○茅根政府委員 本件は、門司海上保安部で、当然、海難救助と同時に業務上過失往来妨害の罪で被疑事件として両艦船長を取り調べておりますけれども、その供述等によりますと、第二十一日之出丸の方は、航路の中央寄りを走ってきて、少し航路の左側に寄り過ぎたということで、右に、本来狭い水道では右側通航が原則でございますので、右側に戻るべく転舵をして、そのときに、右に戻るときにチュン・キュン号と衝突をしたということでございます
○和田委員 申立書を拝見しておりますと、この衝突するまでの経過の中で、「なだしお」は危険を感じて転舵をして、エンジンをとめて後進全開をかけましたね。一方富士丸の方は、潜水艦が見えたよというようなことを言いながら左にかじを切って、そして七ノットで走っていましたけれども、最終的にこれは危ないと思ってさらに左にかじを切った上でエンジンをとめた。
操船ということにつきまして、三点ほど重点を置いて調査をしなければならないというように考えておりますが、第一点は、漁獲物を右舷側に片積みしたまま左舷の正横、真横からの風波を受けて揚網を開始したこと、それから多量の漁獲物の入った網を船体が傾いた状態で甲板に引き揚げたこと、それから三番目には、右の方へ傾斜をするという傾向が次第に増しつつあったわけでございますが、これを直すために速度を速めて、しかも左方向へ転舵
そのような状況下でスピードを上げ左方向へ転舵をした、要するに傾斜がよけい増すような方向での操船がなされたのではないか、以上三点につきまして重点的に今後調査をいたしたいというように考えております。
相手船は、海上衝突予防法に定められた追い越し船として「てるづき」を避けると思ったにもかかわらず、そのまま接近したため、「てるづき」は衝突の危険を感じ、臨機の処置として増速、転舵して避けようといたしたのでありますが、間に合わず、午前三時四十四分ごろ衝突いたしたのであります。
相手船は海上衝突予防法に定められた追い越し船として「てるづき」を避けると思ったにもかかわらず、そのまま接近したため、「てるづき」は衝突の危険を感じ、臨機の処置として増速転舵して避けようとしましたが、間に合わず、午前三時四十四分ごろ衝突いたしたものであります。
(ロ)、乙基準では風(突風を含む)及び波浪の影響を考慮しているが、(イ)項記載の如き旅客の移動、転舵等、更に横領斜を大ならしめる様な外力が同時的に相乗作用する場合を考慮し運航にあたっては十分注意しなければならない。 (ハ)、本船復原性に関し各基準の適用にあたっては固定舷窓、各甲板室、船楼への出入口扉其の他の閉鎖し得る開口は総て閉鎖されているものとしている。
もし、当然船長の命令ではあっただろうが、舵手が左転舵をしたように聞いておったが、船が左に曲ったように御報告があったし、新聞その他の論調から言っても、左に曲ったように思われるのですが、そのときに乗っておった舵手が生きておるかどうか、それと会ってどういうような話をしてこられたか、なぜ舵手が左にそのとき切らなければならなかったか、その点を一つ伺いたいと思います。
被疑者は当初密漁の事実を否認しておられましたが、九旧現場付近で発見をいたしました底引網は、第七住吉丸のものに相違ないことを認められまして、十一日に至りまして全員が七日の午前十時より三十分ぐらい操業をしていたことを認められ、また接触当時の操船につきましては、船長は転舵をしなかつたと申しておられますが、他の乗組員の中には接触する前、船体が著しく左に傾いて、その後に巡視船に接触したと申しておられるのであります