2004-04-20 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
そこで、私どもといたしましても、他の作物の振興施策、こういったことをまずは有効あるいはまた効率的に活用していただく、また更には技術支援、制度資金の活用といったことが図られますように、それぞれの各都道府県知事に対しまして、ただいま申し上げております複合化でございますとかあるいは経営転換、作目転換に取り組む経営を支援するということで、事業実施に当たりましての配慮といったところを要請しているところでございます
そこで、私どもといたしましても、他の作物の振興施策、こういったことをまずは有効あるいはまた効率的に活用していただく、また更には技術支援、制度資金の活用といったことが図られますように、それぞれの各都道府県知事に対しまして、ただいま申し上げております複合化でございますとかあるいは経営転換、作目転換に取り組む経営を支援するということで、事業実施に当たりましての配慮といったところを要請しているところでございます
したがいまして、将来の価格の安定対策、米と転換作目との収益性のアンバランスについてどのように考えておられますか、また奨励金の問題も含めて、今後の方策についてお伺いいたしたいと思います。
特に私は水田利用再編対策、これはこの過剰米の処理のための一つの大きい対策であり、また日本農業を国民の需要の動向に即応した農業につくるとすれば、この水田再編利用対策というのは大きなやはり方向転換のための対策だと私は思いますので、本来ならこの水田利用再編対策を設定するときに転換作目をある程度メニューとして提供して、それで進むべきが本来だと思うのです。
畜産県でございますので、先ほども申し上げましたように、再編対策の転換作目でまず飼料作物、さらには野菜、先ほども申しました各作目との関連で対応をいたしておるわけであります。
○亀岡国務大臣 青刈りの場合は、御承知のように転換作目として認めておるわけでありますが、それ以降、登熟期を過ぎたものに対しては認めておりません。 また、えさ米につきましては、本会議でも御答弁申し上げたところでございますが、長期的に見れば、水田の特性を日本の農政全般の中で活用してまいるという意義から言えば、その意義は確かに御指摘のとおりだろうと思います。
私が恐れるのは、生産地においてはどんどん減反にかわる転換作目の一つとして養蚕を進める、何年かたったらそれがばたり養蚕地はだめでしたということになると、これは大変なことになるのであります。したがって、通産省及び農林省の間で、この間の政策の整合性というか、長期的なあり方というか、これははっきりさしてもらわぬといけない問題ではないかと私は思っておるわけであります。
○広瀬(秀)委員 たばこ耕作者に対する農林省の態度というか姿勢というかそういうものは、構造改善事業というようなことでの問題で、特に稲作転換の問題で、転換作目の中にたばこを入れるというようなそういうものでもない限り、専売公社と農林省というのは余り打ち合わせもなさっていないし、お互い協力して農政の面から、たばこ耕作者のためにいろいろ便宜を図るというような面では、非常に意欲が足りないんじゃないかと私どもは
お尋ねしたい第一点は、諸外国の食糧供給について政府はどのような見通しをお持ちであるのか、第二に、わが国の食糧自給率を高めるための転換作目について年次計画を持っているのかどうか、第三には、政府の過剰米対策は十分な効果を上げることができるのか、第四に、水田の畑作転換を目的とする土地改良事業について、わが党が提起している通年五万ヘクタールの資金金利二%、これによるところの対策をどのように考えているのか、お
そこで政府といたしましても、水田利用再編対策の重要な転換作目でもございますので、米価並びにそれに見合います麦価の決め方ということで、奨励金を生産者の価格の中に取り入れるなどをいたしまして、対米価比の修正と申しましょうか、向上と申しましょうか、心がけておりますものでございます。
六十年度の生産展望では、やはり豆類も特に北海道における稲作の転換作目等に若干見込んで生産目標は立てておる。しかし、現実はもうことしの価格であれば生産することは不可能である、こういう実態が起きておるわけです。その中で、手亡という豆を一つとらえてみますと、すでにもう自由化はされないでも、輸入量が増大してしまっておる。輸入在庫で一年分の消費量が港に積まれておる。
そこで、転換作目の価格体系、これを具体的にどう今後保障していくのか、その辺、明確に御答弁いただきたいと思います。
○堀川政府委員 私どもといたしましては、たとえば、いままでやってまいりました水田総合利用対策の中でのいろいろの転換作目の定着の度合いというものについては数字で申し上げるわけにはまいりませんけれども、野菜でございますとか畜産に結びついた飼料生産でございますとか、そういうものはかなり定着をしている。
かたがた、それとの関連で、いわゆる稲作の作付転換作目として、たとえば原料用トマトといいましょうか加工用トマトといいましょうか、この種のものは転換作目としては非常にかっこうなものではないか、こういうようなことで、これまでその生産を奨励をするというような政策をとられてきている。
そこで、今度の知事会や何かに提案した政府の原案によりますと、転換作目のガイドポストを出します。それから地域分担の指標を出します。こう言っておるのであります。私は、この指標を出したり、ガイドポストを出すというような程度で百七十万トンの生産制限、転作なんというものはできないと思う。
転換するんだ、そのかわり必ずこの転換作目についてこれでこういう責任を持ちます。これがはっきりしなければ、いまはもうとてもじゃないが、協力せいなどと言っても、政府をだれも信用していない。全国知事会議はこの提案に対して反対でしたね。ぶつぶつみんな言ってくるんです。農協の幹部も。
○堀川政府委員 普及員の方が果たすべき使命と申しますか職責の中に、当然その地域の課題を大きくとらえて大きなプロジェクトを進めるとか、あるいは水田総合利用の問題に協力をして、適切な転換作目を選んで、そうして技術指導なり経営面でも指導するとか、そういういわば当面する行政の大きな課題にこたえつつ、普及員の立場としての、技術的あるいは経営的な立場に立っての助言、指導をするというのが当然の責務となるわけでございます
そこで、収入の点で転換作目の筆頭に挙がっているのはやはり大豆。大豆で言うと、今度の皆さんの予算で見ると、転作奨励金十アール当たり四万円、集団転作加算十アール当たり一万円、反収二・四俵、五十年の価格一俵六十キロ九千六百七十二円で言うと反収二万三千二百十三円、これに生産奨励金一俵二千五百円つけて、二・四俵だから六千円、反収七万九千二百十三円。
近時、生糸の輸出が不振とはなりましたが、国内における需要の増大傾向を背景に、長期的見地からの繭及び生糸の生産増強策が推進され、特に最近においては、米の生産調整との関連において、重要な転換作目の一つとして繭の生産増強のための諸施策が講ぜられているのであります。
近時、生糸の輸出が不振とはなりましたが、国内における需要の増大傾向を背景に、長期的見地からの繭及び生糸の生産増強策が推進され、特に、最近においては、米の生産調整との関連において重要な転換作目の一つとして繭の生産増強のための諸施策が講ぜられているであります。
去年農林省が発表いたしました農業の生産指標においても、水田の減反、作付転換については大豆を筆頭に転換作目に指定しておるわけですが、関税を撤廃するというような条件のもとで強力な保護政策を大豆その他についても採用するということは大きな矛盾になるわけですが、この点は農林大臣としてはどういう御意図であるか明らかにしていただきたい。
転換作目で最も有望な畜産であるといいながら、今回特に飼料作物等は全面的な打撃を受けておりますので、特に畜産の飼料対策等については、思い切った施策をひとつやって救済措置を講じていただきたいということを要望を申し上げたいと思うわけでございます。