1999-03-09 第145回国会 衆議院 環境委員会 第2号
まさにそのときの調査では、十メートル盛り土をすると十メートル沈むとはっきり書くほど超軟弱地帯でヨーグルト状だというわけですね。そこに国家プロジェクトで天然ガスの基地をつくっていく、そうした無謀とも言える計画であります。 しかも、先ほど人工干潟の話がありましたけれども、そうした多様な植生、生態系を一カ所に、植物園のように保全エリアを設けて、そこに全部押し込めてしまおうという。
まさにそのときの調査では、十メートル盛り土をすると十メートル沈むとはっきり書くほど超軟弱地帯でヨーグルト状だというわけですね。そこに国家プロジェクトで天然ガスの基地をつくっていく、そうした無謀とも言える計画であります。 しかも、先ほど人工干潟の話がありましたけれども、そうした多様な植生、生態系を一カ所に、植物園のように保全エリアを設けて、そこに全部押し込めてしまおうという。
その上、この地域は軟弱地帯であるという問題を残しています。軟弱地層は四十五メートルないし四十八メートルに達する。それも中にかたいところがございますから、二層になっているという現状でございます。建設省の豊岡工事事務所の近藤所長さん以下、懸命になりながら新しい工法はないのかというふうに努力をされていることについて、私どもも見聞きいたしておりますからよくわかります。
と同時に、後で知ったのですけれども、私どもの諏訪湖周辺は軟弱地帯、液状化地帯でありましたので大変な災害を受けた。ところが、ある建物は液状化対策を講じておりましたためにびくともしなかったという建物が現存しているわけであります。
そこで、軟弱地区における防災対策の整備について伺いたいのでありますけれども、沖積平野、港湾の埋立地など軟弱地帯では地震の震度も甚大と専門家は言っております。特に、液状化災害の危険性は埋立地では非常に大きいと言われているわけであります。一九六四年新潟地震、一九八三年日本海中部地震、一九八七年千葉県東方沖地震などがいい例でございます。
サンフランシスコの例を見ましても、ああいう高速道路が崩壊しておる、軟弱地帯につくっておった、あれは五十年前につくった高速道路であると言われておりますが、あの辺はサンアンドレアスの断層地帯であり、常に危険は予想されたわけですね。ところが、そういう防災とのいわゆる連携といいますか、それが具体的に反映されなかったがゆえにああいう悲劇が起きたと私は思うのです。
地域住民の要望も強いことでもございまして、国土庁は現地に出向いていって、調査をしながら関係者の意見も聞くと同時に、軟弱地帯における地震対策等々についてぜひ前向きに取り組んでもらいたいと思うのでございますが、いかがですか。
したがって、軟弱地帯における耐震基礎工事部分に対し、人命尊重、安全性の立場から特別な低利融資の方法、つまり住宅金融公庫の割り増しと表現していいんでしょうか、割り増し融資など奨励策を講じていくべきではないか、こう思うのであります。考え方をお示しください。
東南海地震被害の八〇%近くは軟弱地帯と言われているのであります。名古屋などはまことに被害甚大であったと聞いておるのでございますが、もし想定される東海地震ありとするならば、同様被害の再現、いや、そんなものではなくて、むしろ近代建築物が密集する今日でははかり知れない大被害をこうむるであろうと専門家は指摘をしているわけであります。
○戸谷参考人 ただいま道路局長からお答えのありましたように、当初はトンネルが中央部分、両側が橋梁の案でございましたが、船舶の問題、それからシールド技術、軟弱地帯のトンネル掘削技術の進歩等を考慮いたしまして、当初の案よりはよりよい案に変更したわけでございます。 また、木更津側につきましては、現在の地質等を考慮いたしますと、橋梁でクロスすることがやはり最善の策ではないかと考えております。
いま申し上げました軟弱地帯を、だんだん改善はされて徐々に回復すると思っておりますが、私どもとしましては、十二月あたりからもとの四切り羽の力が出る体制に持っていける、しかしそれだけでは十月、十一月の減産が挽回できない、全体としてまた大きな資金ショートを来す、こういう危機にございますので、私どもはこの一月、二月、三月、来年に入りまして採炭人員を増員いたしまして、ワンクルー、一つふやしまして、その分で、まだ
じゃ軟弱地帯があるならばそれを切り詰めてでも切り羽を設定すればよかったじゃないかという議論も起こってくるわけでございます。そういう点を、私は当面は回復すると思っておりますが、基本的にはそういう深部採炭あるいは天盤軟弱帯、自然条件の変化に対しましての切り羽管理につきまして、一層の努力をしたいと思っております。 それから真谷地でございますが、御指摘のとおりでございます。
○山田(英)委員 広い範囲にわたりまして、生活の土台である地表が徐々に沈下をする現象であって、しかもそれは軟弱地帯における過剰な地下水のくみ上げが原因である、これが定説になっている、こういう意味だと思うわけでございます。
最初にややローカルな話になって恐縮ですが、東京の周辺区、過密とそして地盤の沈下軟弱地帯、こういう特殊構造を持つ東京東部の周辺地区の中で、避難場所の設定に非常に困難を来している状況の中で、たとえば江戸川とか荒川などという大河川の広域河川敷、河道施設というものが占める位置は非常に高いわけです。
したがいまして、いま先生が御指摘ありましたような満水地区の路盤が非常によくないというようなことがございまして、私どもとしてはこの軟弱地帯、延長にしますと約十キロぐらいこの付近にあるわけでございますが、こういうものの対策をさらにもっと根本的に手を入れて直していかなきゃいかぬというふうに考えております。
ここは二十五メーターから三十メーターにわたる軟弱地帯でございまして、土盛り工事をしたわけでございますけれども、その周辺が先生御指摘のように一部隆起したり水がわいたりということでございます。 対策といたしましては、この周辺に横断水路を完成させまして排水を行うということが基本かと思います。したがいまして、関係の公共機関と連絡をとりまして対処したい、こういうふうに考えております。
○長谷川国務大臣 承るとこの地帯は非常な地盤の軟弱地帯だそうでございまして、堤防を構築するのにもなかなか困難が伴うという、他に見られない情勢であるというような話も承っております。したがいまして、いまお話しのような白石平野は、わが国においてもなくてはならない農業地帯でございますので、農林省と合わせまして、われわれの方はできる限りの努力を努めてまいりたい。御期待に沿いたいと考えております。
特に名古屋地域においては非常に地盤軟弱地帯でありますので、これは倍では済みません。私ごとで恐縮でありますけど、私のうちは新幹線の側壁から約三十五メーター離れています。そこで、屋外振動は一・二ミリでございます。屋内にいきますと四ミリ、八十デシベルをはるかに超えるわけであります。
私どもが指摘した伊達火力の場合、ことにパイプラインの安全性について、ルートに軟弱地帯が多いということ。それから、ルートは地震多発地帯であるということ。三、漏油による地下水汚染のおそれがあるということ。四、パイプラインの建設途次における水がれ公害発生のおそれがあること。五、臨海地帯がパイプラインのルートになる場合には、地下水の塩水化現象が広がるおそれがあること。
しかも、東京とか大阪、名古屋、こういうところは沖積層の一番軟弱地帯にあるわけでしょう。そこへもってきて埋め立てでございましょう。そういうさらに大きなマイナスの条件を持っておるのです、日本の場合は。私はそのことを特徴として一つ伺っておきたかったわけなんですが、国土の狭隘とか人口の問題、確かにありますよ。私はそれは幾らでも政治的に克服できる問題だと思うのですね、その問題は。 それからもう一つ。
たとえば名古屋は、国鉄などに言わしても地盤軟弱地帯であるというようなことを言っていますけれども、激しい振動があります。たとえば新幹線疎開というような問題は、この振動で起きます。赤ちゃんが生まれます。
ところが名古屋においては、名古屋の被害住民が結束して、名古屋地裁に新幹線公害差しとめの訴訟を起こす途端に、名古屋は非常に地盤軟弱地帯であるから、振動対策として、沿線二十メートルを買い上げるということを報道してきました。これは単に新聞報道でありまして、私どものところに直接来たのは昨年の十二月八日であります。新聞ではすでに早くから言われております。
○愛野委員 いま佐賀県の話が出ましたが、佐賀県は地盤軟弱地帯でありますから、これの鉱害の認定で、白石平野の地盤沈下であるとか、あるいは佐賀平野の地盤沈下であるとか、こういうふうなことで、責任の範囲がどこであるのかさっぱりわからぬような、しかも学者の方が認定するわけでありますから、これはちょっと責任の持っていき場がない、こういうような現状にあるのが佐賀県であります。
○佐藤(淳)政府委員 タンクにつきましては、消防庁で所管されておりますいわゆる石油タンクと、高圧ガス関係のタンクと、大きく分けて二つあるわけでございますが、構造は若干違いまして、消防庁の所管されます石油タンクといいますのは、ああいう軟弱地帯におきましても、ある程度圧密沈下を予想しまして、それでも十分に中の石油が漏れないような設計でつくられておるわけでございます。
この基盤が比喩的に言うととうふでありコンニャクであるような、福島やそれから玄界、それから美浜とは違うぞと、非常に軟弱地帯である、しかも地震帯であるといったようなふうに扱っているわけでありますから、そういう点も考慮して、つまりその異議申し立てに対する扱いは慎重にやってもらわぬというと非常に問題が起きる。
それから、名古屋へ参りまして特にわかりましたのは、この東海道新幹線というものは、名古屋の地盤が軟弱地帯であるのに対して、今度南方貨物線、あれが深いくいを打つ、だから振動がなくなるんだ、あるいはまた、いまの東海道新幹線は下まで行っていないから宙に浮いているんだということになりますと、これは欠陥新幹線だ、どちらかといえば。最近は乗っていると非常にゆれますよ。