1986-04-10 第104回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
先ほど来から、先行き不透明要素が多い、したがって明確な方向は出せないということでございますが、八日のこの委員会の論議でも、円はそんなに急激に安くならない、さらに油の価格も軟化基調は続いていく、これは明確に通産省の方から答えが出ております。そういう意味合いで、六十二年度以降の対応について具体的にどのように考えておられるのか。
先ほど来から、先行き不透明要素が多い、したがって明確な方向は出せないということでございますが、八日のこの委員会の論議でも、円はそんなに急激に安くならない、さらに油の価格も軟化基調は続いていく、これは明確に通産省の方から答えが出ております。そういう意味合いで、六十二年度以降の対応について具体的にどのように考えておられるのか。
一九八三年二月の石油価格一バレルあたり五ドル値下げと、その後の軟化基調というものを見ておりますと、これはOPEC結成以来のことでありまして、オイルショック再来の懸念が遠のいたことを示しておると思っておりますが、のどもと過ぎれば熱さ忘れるのことわざのごとくに、このごろ石油事情を話題にさえしなくなっております。
この理由につきましては、昨年度中に何しろ内外を通じる金融情勢の変化がございまして、それを反映して、流通相場がほぼ一貫して軟化基調をたどりました。それに対しまして、数次にわたり発行条件の引き上げが実施されましたが、いわゆる乖離現象がかなりの期間続いたということが、これが基本的な背景でございます。
この理由につきましては、昨年度中内外を通じる金融情勢の変化を反映して流通相場がほぼ一貫して軟化基調をたどりましたのに対しまして、数次にわたり発行条件の引き上げが実施されましたが、いわゆる乖離現象が続きました。これが基本的背景でございます。