1952-02-14 第13回国会 衆議院 経済安定委員会 第6号
日本の将来の経済の自立を考えますと、もちもん国際情勢、最近の軍需拡大、その線はもちろん討論することは差控えますが、はたしてほんとうに他の方法でそこまで触れなくても行けるか、日本の合理化が真に行けるかどうか、またそれに進まなくちやならないが、何だか道が遠いような感じがする。そこに私の懸念がある。
日本の将来の経済の自立を考えますと、もちもん国際情勢、最近の軍需拡大、その線はもちろん討論することは差控えますが、はたしてほんとうに他の方法でそこまで触れなくても行けるか、日本の合理化が真に行けるかどうか、またそれに進まなくちやならないが、何だか道が遠いような感じがする。そこに私の懸念がある。
又経済的にもこういうふうにアメリカの軍需拡大の要請に応じまして、日本の産業、経済力が軍需に向けられるということになりますると、軍事、経済力ともにそういうことになりますると、それでは日本は今準職体制に入ろうとしておるのか、ということの心配を国民が今日非常に持つのであります。