1954-03-25 第19回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号
この四名のうち三名は本年度に収容所から解放され、一名は四九年に収容所から解放されておりましたが、その人が収容所を出るときに受けた身分証明書が、ソ連人の事務係の過失で、国籍がソ連になつておりましたために、その後その身分証明書によつて受けたあらゆる書類がソ連国民として扱われて来たために、軍隊手帖ももらう、また市民として享有するところの選挙権も持つ、また働きに対する手当をもらうとかいうような待遇を受けて来