1954-02-23 第19回国会 衆議院 予算委員会 第18号 ○緒方国務大臣 お答えをいたしますが、保安隊が行くく政府の中の政府あるいは昔の軍閥的存在になるおそれがないか、そういうことにならぬように政府としてはどういう考えを持つておるかという御質問のように伺つたのでありますが、旧憲法時代に軍隊が政府から独立した一つの力の存在になつたのには、旧憲法の中にいわゆる統帥権の独立というものを認めておつたことも一つの大きな理由であつたと考えるのであります。 緒方竹虎