2000-05-09 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号
まず、この那覇市内の状況というものは、御承知のように米軍が占領して旧市内には全く一般住民が立ち入りできないというふうな状況でありまして、復帰前はいわゆる米軍の軍道一号線というふうな形で線引きされておりましたけれども、その一号線の向こう側、いわゆる西側、旧市街地には全く住民が入れないというような状況がございました。それで、今、那覇市内至るところにスプロール現象が起きているのもそのせいであります。
まず、この那覇市内の状況というものは、御承知のように米軍が占領して旧市内には全く一般住民が立ち入りできないというふうな状況でありまして、復帰前はいわゆる米軍の軍道一号線というふうな形で線引きされておりましたけれども、その一号線の向こう側、いわゆる西側、旧市街地には全く住民が入れないというような状況がございました。それで、今、那覇市内至るところにスプロール現象が起きているのもそのせいであります。
同時に布令を改正して、この軍道の一号線の補完道路としてわざわざ布令を改正しているんです。そういったところの問題があるものですから、やはり米軍のそういった特殊な事情によってどうしてもこれはおかしな市道認定の状況だということを私は申し上げておきたいと思います。
雨が降るたびに、土砂はとめることができるかもしらぬけれども、あの粒子の細かい赤土が流れる汚染というものは、今の方法をもってしては絶対にとめられないんですから、そんないいかげんなことをおっしゃらずに、今どき戦軍道をつくるなどして基地を一層強化する、そういう方向にもつながっている今回のにわかのこの工事、直ちにやめさせるべきです。 もう一度、大臣がいなくなりましたから、防衛庁でもお答えください。
これは農林水産大臣にもぜひ御理解をいただきたいことなのですけれども、直接の農水省の所管ではないかもしれませんが、旧陸軍省が持っていた旧軍道ですか、これが二本三浦市にある。この旧軍道の所有権がいま大蔵省にある。大蔵省から無償でいま借りて、市道に認定して市が使っている。
○本山説明員 三浦市におきます軍道につきましては二本ございまして、市道十九号、市道二十一号として昭和四十九年に認定しております。現在、市道二十一号の約一キロにつきましては整備済みでございますが、市道十九号につきましては、ただいまお話がございましたように五キロ七百につきましては未整備でございます。
改めてこれを申し上げるまでもないと思うのですが、復帰対策要綱の第三次分の二十一に「道路」というのがありまして、「復帰後の沖繩の道路については、一般交通の用に供されている軍道、軍営繕政府道および政府道のうち本島の交通幹線となるべき道路を国道とし、原則として国の直轄でその整備を促進するものとする。
ただいま御指摘のいわゆる道路つぶれ地の問題につきましては、昭和四十六年の九月に閣議決定いただきました沖繩復帰対策要綱におきまして「軍道および軍営繕政府道の敷地の取得については、特段の助成措置を講ずる」という旨が定められております。この方針によりまして処理すべきつぶれ地の要処理面積は国道で概略二百七十五万平方メートル、県道で概略百八十一万平方メートルでございます。
たとえば先ほど申しましたような横間の軍道に失対事業として、これを直すために、来年の四月なら四月まて何百人かの人——何百人といったって百人か百五十人の人でありますが、そういう人を雇うとか、あるいは食っていけるためにそれを助ける方法が何かあるかどうか、ぜひひとつ政府の関係機関のお知恵をおかりしたいのであります。
○大柴委員 そこで、あそこのトンネルを利用する人々は、あの横間の都道がちょいちょい通れなくなるので、たしか昭和十九年か二十年と思いましたが、軍があの横の方に作った軍道があります。恐らくこれは八丈島の町道だろうと思うのでありますが、それをバイパスにしたい、こういうような意向を持っているのであります。
○大柴委員 そういう場合に、後の問題と触れますけれども、いま失対事業とか林道とかうまい関係でとりあえずそのバイパスというか軍道を一応通れるようにする、そういうような調査を政府関係でなされるとか東京都へサゼスチョンを行うとか、何かそういうことはできるのでありますか。
○国務大臣(植木光教君) 軍道約三百五十七万平方メートル及び戦中戦後の特殊事情によって未買収となっております政府道約八十四万平方メートルでございますが、これは全額国費をもって早急に買収することといたしたいと存じます。
○政府委員(井上幸夫君) 地代につきましては、旧軍道につきましてはこれは賃貸借に移すということで現在借料を支払っております。旧政府道につきましては、現在のところ無償使用の状態になっておるものがかなりあると思います。
復帰時点におきまして、いわゆるつぶれ地数量として確認いたしましたものは軍道及び政府道の合計で四百四十一万平方メートルでございます。これを当時の道路比較で分けますと、軍道が三百五十七万平米、政府道が八十四万平米、こういうことに相なっております。これを現在の道路比較に直しますと、国道が二百七十八万平米、県道が百六十三万平米、こういう姿になっております。
しかも衆議院の沖特で一昨年の十二月九日、西村国務大臣が「復帰とともに道路は返るわけでございますが、軍道として二百三十キロが復帰とともに返ってまいります。」こう答えておりますね。それから愛知外務大臣が四十六年二月十三日にこう答えています。
平井(啓)政府委員 具体的に沖繩におきまして、先ほど来問題になっております県道百四号のような施設、区域の中に含まれておる道路が何本あるかという点につきまして、ちょっと手元に資料がございませんが、私、昨年の五月十五日復帰に伴います日米間の施設、区域提供につきましての取りきめの作業を担当いたしました立場で、当時の作業の過程におきまして、先ほど御指摘のありました返還協定に出ておりますところのいわゆる当時軍道
それで、ただいまお話がございました、復帰になったときの軍用道路はどうなったかという問題につきましては、かつての軍道のうちの大半が国道に認定されております。そして国道五十八号線という、もと一級国道並みの番号で沖繩を南北に縦貫する道路が一本、それから三百二十九号から三百三十二号までの三けたの道路、これが四本ございまして、そのほかに県道、それから市町村道といりような形でそれぞれ認定を行なっております。
五十八号線を特に取り上げましたのは、沖繩の道路ほか、関係すべてそうですが、特に道路の場合、いわゆる軍事道路——軍用道路——軍道をそのまま名義がえして国道にしたという、名義変更しただけで国道になっておるわけなんです。それでお聞きしたいことは、この名義変更だけではいけないはずであります。五十八号線の整備改修計画、これは一体どうなっておるか、どのように進めようとしておられるのであるか。
簡単ですが、返還によりまして、従来アメリカの軍道でありましたのも国道になりました。そうすると、従来軍道であった地域にありました施設、たとえば保安灯だとか防犯灯、こういった施設も、同時に軍道に建設されてあったものは国道に編入されて、この施設は国道の一部として移管されたものですか。
また、衆議院の沖特で十二月九日に西村国務大臣は、「復帰とともに道路は返るわけでございますが、軍道として二百三十キロが復帰とともに返ってまいります。」こう言っている。
○説明員(高橋国一郎君) 御指摘のとおり、沖繩は従来まで軍道、軍営繕整備道というようなものが大部分を占めておりまして、これらの道路の整備の方法は、主として軍用車の車両の輸送のための構造というふうな考え方から、御指摘のように歩道も少なく、また、道路の両わきにつくります側溝も少ないというような現状でございます。
○国務大臣(木村武雄君) 軍道使用の問題ですが、おそくなるといけないと思いまして、特に外務大臣にその話をいたしまして、非常に急がせるようにしております。
それからもう一つは、前の軍道が国道に編入されたのですね。そして一カ所基地を通っておる国道ができたのですよ。ところが住民感情からすると、国道になったのだから即座に使わしてもらいたい、こういう切なる希望があるのですね。だからその道路が返るときにはその基地の中に設備をして、設備が完了して後、日本人に使用させる、こういうような約束があるのですね。それでその基地の中に設備をしなければならない。
○足鹿覺君 まあ時間もありますから次へ移りますが、山梨県警では、県有地内の軍道を米軍が通過するのを阻止する行為は刑法二百三十四条の威力業務妨害罪に該当するとの談話を発表したと聞いておりますが、忍草母の会は、威力を用いるのは、そして威力を用いて業務妨害を行なうなどということはしたことがない、一ぺんもやったことはない。おかあさん方で、年寄りで、何もそんなことをやったことはない。
沖繩の公有地につきましては、道路関係については御承知のとおり、米軍がこれを買収しないで使用するという形で軍道、政府道というようなものがあったわけでございます。これらのものは、復帰後年次計画をもちまして正式に買収をしていくと、そのつなぎとしまして経過的に使用の更改契約をするという作業を現在しているわけでございます。
○国務大臣(山中貞則君) 現在の軍道並びに各政府道、これは全部復帰の時点において国道、県道、市町村道等に移管をされます。これについては、まだ地主に対しまして賃借料も払っていないようなところもございますし、そういうところは県の道路になりましても、全額国が賃借料もみる、そうして買収費も全額みるということで、逐次買収を進めて、文字どおり国道、文字どおり県の道路というふうに予算措置はいたしてございます。
そこで、沖繩が今度復帰しますというと、沖繩の現在の軍道、あるいは現在の政府道のうちから重要な路線を選びまして、それを国道にするつもりでございます。国道にしますからには、道路法にいいまする第五条の条件を満たさなければならぬということになっておるわけでございます。今回、沖繩が復帰しますと、そのうちで二百七十五キロメーターの道路を国道に指定をしたいと考えております。
それにかわるものといたしまして那覇から名護に参ります道路、ただいま軍道でございまして将来国道になると思いますが、一号線という道路の拡幅整備を促進をするということが一つございます。ただこの一号線は仲泊から名護の間は海岸線を通っておりまして、これを四車線以上に広げるということは技術的に不可能のようでございます。
したがいまして、それとともに、メーンライン、軍道でございますから舗装もできておるし、ある程度の規模は持っておりますが、これは国道及び県道あたりについては交通安全施設を十分やりたい。これが一つもありません。照明施設もなければ、歩道橋もない、ほんとうに車だけが突っ走るのだというような施設でやっておるのでございます。