1988-04-22 第112回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第2号
もちろんアメリカもソ連も軍事力拡大が経済的に負担となってきて、それにたえられなくなったという要因も見逃すわけにはいきませんが、もう一つ軍縮へのうねりを強めたのはいわゆる草の根の核軍縮運動であったと思います。
もちろんアメリカもソ連も軍事力拡大が経済的に負担となってきて、それにたえられなくなったという要因も見逃すわけにはいきませんが、もう一つ軍縮へのうねりを強めたのはいわゆる草の根の核軍縮運動であったと思います。
ただ、それがアームズコントロールに基づいて同じような交渉をしていたらまたもとへ戻るおそれがあるわけで、先ほど言いましたようなディスアーマメントへの変質化を図るということに私たちの軍縮運動の一つの方向を考えてはどうかというように思います。
キャンペーン・フォー・ニュークリア・ディスアーマメント、核軍縮運動、これは私十年ほど前にイギリスに行ったときにはわずか数千人ぐらいということでございましたが、今個人会員だけで四十万人と、去年行ったときに書記長のメグ・ペレスフォード女史がそう言っておりました。ひところのように、例えばロンドンで数十万人の集会をやるとかいう動きはないのですけれども。
したがって、民間レベルの会議が、なるべくアカデミックなレベル、平和運動、軍縮運動ですね、そういうレベルとの結合でやられることが望ましいのではないか。だんだんとアカデミックなレベルのものを強化していくということがいろいろな形で私は可能になってくると思います、民間の学術交流ですね。
反核・軍縮運動の実現が極めて困難な目標を目指すものという事実を子供たちに教えるというふうに言って、さらにこの文章が発表されるきっかけになりました学校図書の中学社会公民の記述に対する指示の中では、米ソの交渉によってしか核軍縮の道がないということを補えと、こういうことまで言っているわけですね。
「政治単元への導入として「反核・軍縮」運動を取り上げているが、反核・軍縮運動の把握が十分でなく、時事的事象の扱い方としても適切とはいいがたい。」、「ヨーロッパを中心に展開され、世界的に広まった反核・軍縮運動は、」「ヨーロッパにおける職域核戦力の不均衡とその是正という現実の問題をめぐって活発化したのである。」
○武藤(山)委員 軍縮論が科学的知識に基づいていないということは、大変この軍縮運動をやっている人に対する侮辱だと思うのですね。今はもう核の新戦略だとか、豊田利幸先生や湯川先生の弟子たちが次から次へ、岩波新書でも、核と軍縮の問題の書物はいっぱい出ていますよ。僕らも全部そういうものを少しずつ読んで、核の恐ろしさというのを身につけたつもりでおります。 では総理、どのくらい核知識があるのですか。
○宝田公述人 私は総評の人間でございますから、総評は軍縮運動をやっております。財源も軍事費を減ずれ、少なくともふやすなということを一方で運動しておりますから、われわれの論理は軍縮をしてその分を財源に充てるべきであると当然言っております。 それから、もう一つ何かございましたか。(瀬崎委員「いや、いまお聞きしたのはそれだけです」と呼ぶ)そうですか。われわれはそう要求しております。
その意味において、私はいま世界のこの反核、いわゆる軍縮運動、これを見ながら、私はここにいろいろな資料がありますけれども、読み上げている暇もありませんが、日本でひとつそういう反核軍縮運動を政府みずからが主導しておやりになったらいかがですかということを私は申し上げている。どうですか、お考えになる気はありませんか。
この矛盾に気がつかなければ、真に世界に向かって軍縮運動の先頭を切っていくということにはならない。これはだれが聞いたってそう思いますよ。小学生だってこの程度のことはわかると思うのですね。どうですか。
次に、軍縮の問題についてでありますが、私は多くの日本国民が平和・軍縮運動に熱心に取り組んでいることを真摯に受けとめており、御指摘の中道四党及び同盟の提言についても、核の惨禍が二度と繰り返されることのないよう、核兵器のない世界を目指す願望を表明したものと受けとめております。
私としては、多くの日本国民が平和、軍縮運動に熱心に取り組んでいることを真摯に受けとめており、御指摘の各団体の運動についても、核兵器のない世界を実現することを願う日本国民の悲願の表明であると受けとめております。 私は、第二回国連軍縮特別総会においても、このような国民の強い願望を体して、核軍縮を中心とする軍縮の促進を世界に向けて強く訴えてまいったところであります。
しかし、核廃絶、軍縮への道はまだまだ遠く、私たちは、反核軍縮運動はこれからますます重要であると考え、その運動の中核として闘っていかなくちゃならないと決心をいたしております。 総理が、世界で唯一の核被爆国の首相、総理として国連軍縮特別総会で軍縮演説をされましたことは、大変意義があることであるとして評価いたします。しかし、残念ながら、その内容には余り具体性があるとは言えません。
ところが、中には少数の意見としては、どうもソ連は、あれは自己宣伝ではないか、国連における世界の核軍縮運動に先駆けして、自己宣伝のためにやったのだということで言っているのでありますが、恐らく日本の外務省あたりもそういうお考えじゃないかと思うのだな。こういう問題を、いまこの歴史的なこういう発言を黙ってわれわれは見て、すずだの郵便だのという話に入るわけにいかない。
そして軍縮をやろうと世界に訴えられるのはわが国であるという立場からすれば、そういう国内の反核・軍縮運動あるいは世論の高まりというものは貴重な運動として受けとめられて、むしろそれを背景として国連総会に臨むべきではないか、このように思うわけですが、何か大臣は御訪米のときに国連総会について米側との意見調整もされたやに伺っているのですが、それはどういう意見調整をされたのでしょうか。
○玉城委員 六月に第二回国連軍縮総会が開かれるわけでございますが、この国連総会を前に国内におきましても反核いわゆる軍縮運動が高まりつつあります。国民世論も大きく盛り上がりつつあります。
ところが、一方、いま自民党がそれに対してブレーキをかけてきているということを申し上げましたけれども、鈴木首相は総裁として国内の軍縮運動にブレーキをかけるようなそういう発言が、あるいは指導がなされているというふうに新聞の報道ではなされているようです。これは御承知のとおりこういう文章ですね。
今日、反核運動あるいは軍縮運動について、以前にも増して世論が高まりつつあります。いよいよ六月に総理が国連軍縮総会で、わが国の総意として、核兵器廃絶を究極的目的とする軍縮を世界に向かってアピールされることについては全面的に支持するものであります。
そこで、私は一つ提唱しますけれども、非核保有国が連帯をして、核防条約の危機その他に対して大いに発言をしていく、いま非同盟という組織がありますけれども、それに対応するといいますか非核保有国連合、そういうものをつくって、総理の言う核軍縮運動を日本が、鈴木さんがトップリーダーになってやる気持ちはありませんか。
また、反核、軍縮運動は世界的に急激な広がりを見せています。ことに欧州においては、近い将来戦域核兵器が使用されるという危機感から反核運動が盛り上がっています。反核運動の背景及び実際に脅威が現実的なものかどうかについて、どう分析され、評価しているか伺いたい。 次に、日ソ関係についてです。さきに行われた日ソ事務レベル協議の結果について、将来展望の上からどのように判断しているのか。
次に、私自身はわが国が核拡散防止条約に入ることによりまして、世界的な核軍縮運動の先頭に立って、終局的には核兵器の廃棄にまで至るような、そういう大きな運動をやはり内部から加盟国の一員として推進すべきである、それが一番大切なことであるというふうに考えておるわけでございますが、同時に、この条約を考えていく上で、そういうような理想をわれわれは求めながら、現実の世界の事態というものは、必ずしもその理想のところに
で、政府といたしましては、三つの条件が、満足ではありませんにいたしましても、整う方向にあると判断しておりますし、この条約を国会の御審議を願わないということになりますと、わが国がせっかく軍縮運動の先頭に立っておるそのことについても、みずからの行動によってそれを示すことができないということになりますと、それなりにまた国際的な核軍縮の動きに逆効果を及ぼすというようなことも国際的な影響として考えなければなりません