1989-06-20 第114回国会 参議院 外務委員会 第5号
○吉岡吉典君 基地の問題は後で具体的に尋ねますが、核の問題について最初述べておきたい点は、核軍縮一般ではなく核兵器をなくす、廃絶というのが被爆国国民の要求だということを申し上げておきたいと思います。 私は、今もお話がありました基地問題、特に沖縄の基地問題を中心にまずお尋ねしたいと思いますが、基地の中にある沖縄と言われる沖縄は、米軍の事故の中にある沖縄でもあるというのが現状です。
○吉岡吉典君 基地の問題は後で具体的に尋ねますが、核の問題について最初述べておきたい点は、核軍縮一般ではなく核兵器をなくす、廃絶というのが被爆国国民の要求だということを申し上げておきたいと思います。 私は、今もお話がありました基地問題、特に沖縄の基地問題を中心にまずお尋ねしたいと思いますが、基地の中にある沖縄と言われる沖縄は、米軍の事故の中にある沖縄でもあるというのが現状です。
○吉岡吉典君 私が今言いたかったことは、特にその軍縮一般じゃなくて、軍事ブロックの対抗を解消するという方向を目指すべきだということでしたけれども、これは時間の関係がありますから答えは結構です。 もう一点外務省に質問したいのですが、最初の報告の中でも触れられておりましたアメリカにおける日本に防衛費増額を求める動きです。
あなた方は軍縮一般について話したというふうにおっしゃるけれども、実はバンディ氏が来たのは、この下田発言はゆゆしき問題だ、こんな方向に行かれたら大変なことになるということでチェックに来たわけです。そしてこれに基づいてライシャワーの電報があり、ライシャワーの電報に基づいて、それから八時間ちょっと後、私たちが暴露しました国務省の秘密電報が発せられているわけなんです。
SDIにつきましてはこれから各国が独自に検討していく、こういうことであり、軍縮一般については、これを相ともに連帯の上に立って進めよう、環境醸成に協力しようという点において一致しておるわけであります。 SDIに対する研究参加の時期と対処の方法の御質問でございますが、今次サミットにおきましては米国の考え方を聞いたと前に申し上げたとおりでございます。
我が国といたしまして、核軍縮というものを軍縮の最大重点項として国際的に努力をする建前でございまして、そのようにいたしておるわけでございますが、先ほど総理からも御答弁ございましたように、核軍縮、一般の軍縮も含めてでございますが、軍縮というものはやはり具体的に効果的な措置を伴うものに最重点を置いて行うべきであるという考えでございます。
○国務大臣(伊東正義君) それは軍縮一般という問題、安全保障の中の軍縮でしょうけれども、そういう問題については国連の軍縮の特別総会もございますし、これはスイスでもやっておりますので、日本としては軍縮につきましては、たとえば包括的核実験の禁止とかそういうような問題、具体的にそういう場で日本としては主張するつもりでございます。
御指摘のように、今度の日米共同声明には、なるほど軍縮一般については言及いたしておりません。けれども、米ソ間の第二次戦略兵器制限交渉につきましては、その妥結への努力を支持することを明確にいたしております。また、川崎さん御指摘のように、世界各国の総意に基づきまして、より多くの資源が、開発援助ばかりでなく、広く世界の経済的開発に向け得ることになれば大変結構なことだと私も考えております。
すなわち、この条約ができましてから以後、米ソ間に核軍縮あるいは軍縮一般をめぐりまして、数個の条約、取り決め等が現実に結ばれておりますし、またSALTの交渉もとにかく第二段階にまで来ておるということでございます。
これは何を書いてあるかと言いますと、田中代表の国連総会第一委員会における軍縮一般に関する演説では、核軍縮らしいところは一行だけしかない。
○宮澤国務大臣 もとよりそれを正確に申し上げることは可能でございませんが、ともかくも米ソが、この条約ができまして以来初めていわゆる核軍縮あるいは軍縮一般につきまして話し合いをし、幾つかの取り決めを結び、そして現にSALTの第二段階の交渉をしつつある。
におきましても、米ソはじめそのほかの連中に負けないような知識と見識を持って、平和国家らしい活躍が、理論的にも技術的にも、あるいは社会的、経済的な面にも及びまして、十分の根拠ある、しかも実効的な提案がなされ、また各国に同調を期待し得るようなやり方ということについては、いままでもできるだけの手広い研さんを積んできたつもりでございまして今後、時が移るに従いまして、日本に対する信頼感、そしてまた、したがってそこから軍縮一般
この一九二五年の条約は何しろ四十年前あるいはそれ以上前のことでございますから、この条約の中には、いま思えばずいぶん穴もありますし、改善の余地もあると思いますが、これは昨年の国連総会の決議もあったことでもございますから、軍縮一般に対する政府の姿勢として、たいへんおそくなって相済まぬことではありますけれども、この際、これの批准ということに踏み切って、同時に将来といいますか、もう近い将来でございますけれども
軍備拡張競争の停止、核軍縮、一般軍縮も含めて、そういうふうな、核の国際管理とか破棄、そういう一連の日本国民としての願望があるわけですから、そういう点で、いままで十分な軍縮に対する検討というものが少ないことは御指摘のとおりだと思いますが、しかし、国民感覚としては、軍縮というものに対して非常に推進してもらいたいというものを持っている国民でありますから、われわれとしても、外務省の機構等も、もり少しやはりこの
まず第一が、現に核兵器を持たない国々の安全保障の問題、二番目が、この条約が必ず次の核軍縮、一般軍縮に一歩前進ということが保障されなくちゃならないという問題、第三が、原子力平和利用の問題、大体この三つに問題がしぼられておるようでございますから、最初に、この三つの問題についてそれぞれ問題点を出してみたいと思うわけです。 そこで、最初にこの外交演説を読んでみました。
そればさらに一歩進めて、核軍縮、一般軍縮に前進させなくてはならぬ。そのためには、今度の条約がどうあらねばならぬかということについてです。これについても外交演説の中でいろいろ言っておられますが、やはり具体的には何もない。一体、この条約が成立することによって、はたして核軍縮の方向に行くんだろうか。やはり中国の問題を頭に置きながら私は議論しなくてはならないわけですが、自信がおありですか。
しかも一般軍縮もやらなければ——核だけはいけなくて、ほかの軍備はいいのだということでは均衡がとれませんから、核軍縮、一般軍縮、にらみ合わして、軍縮を今後進めていくということが、核拡散防止条約と並行して行なわれなければならぬという考え方には、われわれも全く同感でございます。
従って、今穗積さんのおっしゃるような外国の軍隊の基地というものをやめる方向にいくというアクションをとる上におきましては、均衡状態をくずさないように、全体としてのレベル・ダウンを考えなければいかぬわけでございますから、従って、軍縮一般の水準というものをバランスをくずさないように落としていくという問題として考えておるということでございまして、たえとば、在日米軍の基地の撤廃というような問題を、それだけ取り
○大平国務大臣 平和問題に関連いたしまして軍縮一般の問題が非常に重要な課題であるということは、私どもも承知いたしております。それで、現在軍縮問題に対する接近の仕方は、核実験停止協定をつくり上げるということがさしあたっての軍縮問題へ接近する課題であるというように考えております。
前段の御答弁では、これは軍縮一般の一環として促進することを支持されるような御答弁であったわけですが、あとの方はどういう意味ですか。ちょっとよくわからないのですが……。
核停の問題の処理が軍縮一般の問題解決への大きな接近になると思います。したがいまして、この分野におきましては、幸いに地下爆発の探知問題で今ようやく歩み寄りの気配が見えておりまして、この帰趨が、今提起された軍縮一般にとって決定的な重要な問題だと思うのでございます。